空が青いとか雪が白いとか
そんな当たり前なことを
嬉しそうに言う君を見ると
なんだか僕は幸せになる
英語の勉強中
どうしようもなくなって
書き殴った筆記体は
I belong to you.
信じろ
信じて
信じてる
信じなさい
信じよう
が信じられないのは
言わなくてもわかってるだろ
泣き喚くお空模様、雨粒たちは窓をノックする。独特の仕草で見る窓、君は返事をしない。
書き換えた明日の日記帳、「明日からは晴れます」ってキャスターが言うんだ。
後ろ姿でもわかる。少し浮かれてる。
たまに投げやりに、時にへそ曲げて、うねうね道を歩いたり。
毎日顔を見合わせては言う。
「How are you TODAY?」
「I'm so GOOD!」
「君だけに」「君だけに」って、重すぎちゃって重量オーバー。隣歩くだけでちゃんと、幸せをキャッチできるのに。
「世界中の人々に」って、多すぎちゃって容量オーバー。君だけいればね、大丈夫。にっちもさっちも行くから。
ゴタゴタ御託並べるよりも、黙ってさ、手を握るよ。
考えるふりしてても、心の中じゃ君を探してる。それなりの覚悟だけは、この胸にちゃんとある。
壁掛け明日の日記帳、「必ずは無い!」って君は膨れるんだ。
でも少し浮かれている。エスケープの指切りを。
たまに巫山戯たり、時に苛ついて、くねくね道で迷ったり。
毎回折れるのは僕の方。
「Will you forgive ME?」
「I love you so MUCH!」
「君だけに」「君だけに」って、重すぎちゃって肩を痛めちゃう。2人笑うだけでちゃんと、幸せをクラッチできるのに。
「永遠に」「永遠に」って、軽すぎちゃって、笑っちゃうから。2人でいればね、No problem、ゆったりまったり行きましょう。
先が見えなくてもいっか。君の横顔だけは絶対だけどね。
かなり傷ついて、またも恋をして、つらつら文句を垂れたり。
深い愛なんて見えなくたって。
「I love you need YOU!」
「I think think me TOO!!」
「君だけに」「君だけに」って、重すぎちゃって重量オーバー。隣歩くだけでちゃんと、幸せをキャッチできるのに。
「世界中の人々に」って、多すぎちゃって容量オーバー。君だけいればね、大丈夫。にっちもさっちも行くから。
ゴタゴタ御託並べるよりも、黙ってさ、手を握りたいからさ、隣を歩いていいかな。
幸せをキャッチ&クラッチ
知らなければ良かったなんて
知ったからそう思っていること
知る前の君は本当の真実を
知りたくてしょうがなかったんだろ
物事の始まりは君の欲次第
納豆をかき混ぜていると味噌汁が煮立ったようなので火を止め、カップ麺の空き容器に注いで部屋に戻るとそこに納豆はなく、代わりに浴衣姿の女がいた。
「味噌汁を煮立てると香りが飛んでしまって味が落ちるんですよ」
上目遣いで、女が言った。わたしは一呼吸置いてから、「余計なお世話だ」とこたえ、「テーブルから降りたまえ」と続けた。女は降りなかった。わたしはかまわず椅子に腰掛け、味噌汁をすすった。
「お食事は、味噌汁だけですか?」
女がわたしに顔を近づけて言った。わたしは味噌汁を飲み干してから、「そういえば納豆はどこだ」ときいた。
「わたし、納豆の精です」
「そうか、やはりな」
君はどうしたら手に入りますか
一生僕の物になってくれますか
君に与えれるもの全て与えました
君には僕しかいないと言いました
君の為に僕の人生すら捧げました
まさか君が僕のもとから逃げるため
命を絶つなんて思いもしなかったよ
でもこれでずっと一緒にいられるね