たまに、自分の死について考える。
もしピンピンしているのなら、110歳まででも生きたいし、
もし寝たきりなのなら、70歳で死んでも構わない。
いずれにしろ、絶対に悔いの残らないように、今を生きよう。
なんで
そんなにいい人なの。
ありがとうございました
に変わる言葉が見つからなかったんだ。
転がり続けていた
あたしの人生の飴玉。
割れないように
ただ、なめらかな道だけを通った来たのに
気がつけば
道の先は崖に変わっていた…
このまま進めば確実にわれてしまうことだろう
窓の外 朝日が出てくる
また今日も夢に行けないな
何かが僕を追いかけてる
全部が壊れそうになる
もうなにもわからないんだ
誰か僕を助けて
たすけてよ
あなたのいない夜が明けて、
あなたのいない朝がきた。
こんなにも格好良くてまっすぐな尊敬すべきあなたがあんなにも醜いチューブに繋がれて死ななければいけない世界なんて絶対に間違っている。
あなたが煙になった日曜日、がたんと音たてて締まったあの扉がまだ開かないまま。
(土曜日、祖父を亡くしました)
(いつかこうなることはわかっていたとは云うものの…)
帰り道
雪の舞うなか渡した特大の手作りチョコ
君は黙って受け取って
胸のポケットに入れた
雪のバレンタイン
ホワイトバレンタインデー
なんだかややこしいね
背の高い君
ちびなわたし
最初から無理があったんだよね
君は身長三メートル
わたしは身長三〇センチ
ねえ
耳掃除をしすぎると皮が厚くなって外耳道をせばめてしまうからきこえが悪くなるんだ
ホワイトバレンタインデー
また今年も雪が舞った
わたしはかじかんだ手を
そっと耳にあてた
ぱっと目を引く赤い箱
チープな大熊猫
たまたま見切りの棚にあったから
私が懐かしくなって二箱買って
だけど一箱で飽きたから
それだけだから、だから他意はないの
別に深読みがしたいのなら
勝手にしたら良いと思うけど