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もーう

もーう



泣きそうになったじゃんか

2

No title

足下に僅かに残る希望
見失わぬよう強く踏みしめた
少しずつ鈍る感覚が
嫌なことを明確にさせた

わかっているから、キミが思うよりずっと。

綺麗に塗れたものも綺麗に濡れた夜も
僕が見せてあげる
僕が変えてあげる
何も持ってない空っぽの僕だから
キミのいらないものすべて飲み込んでみせる。

3

波、波、波

どこでもいい が
いちばんこまると
知りながら
どこでもいいよ
きみと行くなら

1

  

つまらない 何もかも
映画を見ても 音楽を聞いても
歌を歌っても 下手くそなギターをひいても
やりたいことも何だったかな
輪郭はつかめるのに
ぼやけてしまって
まるでメガネをかけ忘れた朝のような
答えは自分の中に埋まってるはずなのに
タイムカプセルのように目印が消されている
きれいな光が僕を誘ってきて
入り口を抜けるとそこは
いくつもの道があった
どこから入ってきたかは覚えているのに
その場所がわからなくなるほどに
迷っている
出口を探せば探すほど
暗闇へと進んでいくような感覚になる
閉ざされた世界
抜けることも戻ることもできなくなってしまう
迷路のような自分迷宮

1

non title

帰り道が分からなくなって
歩いて走って歩いて、ふらつきながら
迷ってやっと、帰りついた場所

まだ僕は弱いみたいだ
強くなろうと背伸びばかりした代償だ

君は言葉の魔法使いで
僕はそこに一匙の砂糖を添えるだけで十分だったのに
果たして何を望んでしまったんだろう?

そんな分からず終いの物語にも答えは隠されてるんだから、焦らなくていいよって言えたらなあ

さあ、行こうか
言葉の旅に。