足下に僅かに残る希望
見失わぬよう強く踏みしめた
少しずつ鈍る感覚が
嫌なことを明確にさせた
わかっているから、キミが思うよりずっと。
綺麗に塗れたものも綺麗に濡れた夜も
僕が見せてあげる
僕が変えてあげる
何も持ってない空っぽの僕だから
キミのいらないものすべて飲み込んでみせる。
どこでもいい が
いちばんこまると
知りながら
どこでもいいよ
きみと行くなら
帰り道が分からなくなって
歩いて走って歩いて、ふらつきながら
迷ってやっと、帰りついた場所
まだ僕は弱いみたいだ
強くなろうと背伸びばかりした代償だ
君は言葉の魔法使いで
僕はそこに一匙の砂糖を添えるだけで十分だったのに
果たして何を望んでしまったんだろう?
そんな分からず終いの物語にも答えは隠されてるんだから、焦らなくていいよって言えたらなあ
さあ、行こうか
言葉の旅に。