あのときの
あくむのそらは
あなたをすいこんで
なもない「ぎせいしゃのひとり」にした
あなたは
もうもどってこないのに
こんなにしわくちゃになるまで
まちぼうけてしまったわ
こんなんじゃあなたが
ふりむいてくれるはずないのにね。
どうしてでしょう
あなたをさらったあのあかいあめは
にくいはずなのに
ふとおもってしまったの
…うつくしい、と。
わたしってちょっとへんなのね
そらのうえであいましょう
あともうすこしですから…
ミラーニューロンがとくに発達しているひとがいる。こういうひとは、ひとの影響や雰囲気の影響を受けやすい。他者に起こっていることをわがことのように感じ、流行に乗せられやすい。そのぶん自他の区別がはっきりしていており(自分と他者の違いがわかりすぎるくらいわかるので)、ゆえに恋愛においてはリアリストである。
当たり前だが、ミラーニューロンが発達しているひとは真似が上手い。わたしは、残念ながらそういうタイプではない。
以上のことを総合すれば、わたしが一般ウケするものが書けない理由がわかる。
出る杭はぶちのめす
作り笑顔は今日も歌う
喪服の彼女は
すべてを恨み
必死に服を脱ごうともがく
白旗の彼は空を翔び
自分の生きた証を証明したところで
なにものこらなかった
なにも
…なんにも。
僕はきっと殺人鬼
さわらずとも
かかわらずとも
いのちの灯がきえる
また ひとつ
いつもの帰り道。けど今日は違う。
前には私の好きな人と友達。
あーあ。付き合っちゃったか…。
追い抜かせないし、追い抜かしたくない
だってどんな顔すればいいか分かんないんだもん…。
その2つの影は笑って、ひとりぼっちの影は泣いている。
そろそろ新しい恋を始めようかな…。
あの門をくぐった日から
早く卒業したくて堪らなかったくせに
5年も経てば愛着もわいてしまって
いざという時には淋しいんだね
中庭の桜がもう、わたしに春の到来を教えてくれることはきっとなくて
肌に張り付くように熱い夏の体育館ももう足を踏み入れることはないんだと
あの子の涙が教えてくれたの
おはようっていえば
おはようが返ってきて
おつかれって言われれば
おつかれって返す
そんな当たり前が大切だったこと
何度も噛み締めてきたくせに
淋しいなんて今更よね
皆が歩む道の先で
また交わる日を願って
またねって手を振るよ
今月は寂しいような、嬉しような、悲しいような
頬を伝って流れた涙は、思い出と共に流れ落ちた
君の声が泣いている私を優しく包んでくれた
離れたくないけど、始まりがあれば終わりもある
今までありがとう、またいつの日か会おう
私は、まだまだ先へ進む
つむじ風
優しさと切なさを包み込んで
春風
貴方という人を運んでくれた
嵐風
時に激しく時に悲しく
秋風
貴方という人は儚く消えた