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お祭りの日

提灯の明かりと、出店の並び
盛り上がる人々をかき分けてあなたを追いかける
手を伸ばして捕まえて
素直になれない照れ隠しの言葉を並べる
あなたは射的を始めて
甘いミルキーキャンディを1箱打ち落として
無動作に私に渡した
にんまり笑ってまた走った
また追いかけて手を伸ばす
雑踏とセミの声
まだ生ぬるい夜の空気を感じながら
こんな夏がいつまでも続いたらいいと願う。

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自分次第。そう素直に。

大切な家族を大切にしない自分なんて嫌だ。
優しい仲間に優しくしない自分なんてごめんだ。
お世話になってる人々に感謝を伝えない自分なんてダメだ。
愛する人から傷つくことを恐れて逃げる自分なんてまっぴらごめんだ。

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日記

これから日記をつける
なんてことのない理由だ
どんどん書きたくなって
どんどん黒くなっていて
悲しみも、欲望も、怒りも
すべての集合体に
吸い込まれるように
手を動かした
誰も知らない私の世界
恥ずかしいぐらい貧弱で
自由な存在
それは私のアイデンティティ
世界を知ってしまって
黒もなくなりつつある
どこへいったの
自然消滅?
でも油断大敵かつ神出鬼没
いつでも狙ってる
今でも嫌い
道が二つしかない世界、淡々と動く世界
生きてくしかないんたな

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夢題

別れのベルが鳴り止まず
心の中は曇模様

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現実

卒業したんだなーくらいに思ってた。
月曜日になったら先輩と会える気がしてた。
全校朝集でやっと気づいた。
もう先輩はいない。
廊下ですれ違うかなとか、会えるかなとか、挨拶できるかなとかじゃなくて。
もう会えないんだ。
先輩さようなら

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さよなら。

初めからやり直せたら
もっと仲良く
もっと幸せに
過ごせたのかな。
でも、過去は変えられない。
さよなら

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やめませんか。

嘘をつくのはやめませんか。
ホントのことを言いませんか。
この国を嘘つきな人に任せていいのですか。
選挙に行きませんか。
ズルはやめませんか。
世界をどうとか言う前に、
まずは自国をなんとかしませんか。
若者ばかり責めるのはやめませんか。
年寄りばかり責めるのはやめませんか。
ずっとこのまま、ズルをしたまま、
グズグズと終わっていきますか。

俺が言ってもダメなのかな。

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夕日にマドリガル

割と長い夜は簡単なコード運びで
6行くらいの詞があればそれで曲になる。

なまじ背の高い僕の横に君がいて欲しい。
そろそろ春になるから、夢で逢えるかも。

そんなこと考えてたら胸が詰まってしまって、また会いたくなるのかな。
普遍的なラブソングが好きな君が好きだったな。そして明日で何年目だろう?


坂道下る時に見えてた
夕日の色に僕は飲み込まれそうになって
繋いだ手から時間が滴って
いつもより強く握り直したんだ。
覚えてる。



夏の残る日や、冬の癒えない日、
至って変わらない日々でも、君さえいればいい。

なまじ背の高い僕の傍に君がいて欲しい。
そろそろ雪が溶けて、会いに行けるかも。


そんなこと思ってたら筆が走り、マドリガルになるのかな。
普遍的なラブストーリーが好きな君が好きだったな。そして明日で何度目だろう?


坂道下る時に見えてた
群青色と街の灯のコントラスト
繋いだ手から愛が伝わって
いつもより強く思ってたんだ。
覚えてる。



夕方5時のチャイム
夕日越しの明日
まるで何も無かったみたいに
終わってしまったなんて


そんなこと考えてたら胸が詰まってしまって、また会いたくなるのかな。
普遍的なラブソングが好きな君が好きだったな。そして明日で何年目だろう?


坂道下る時に見えてた
夕日の色に僕は飲み込まれそうになって
繋いだ手から時間が滴って
いつもより強く握り直したんだ。
覚えてる。

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厨二病ごっこ

あと4日。
そのカウントダウンが、私の心を
弱くしてしまう
気がするんだ。

だから、カッコつけて
腕に包帯を巻いてみたり、
眼帯をつけてみたり、

そのいちいちの出来事が、
私を正しく無い方向に
導いている。

それを
全て
愛してくれた
あなたがいたから、
私は、

強くなれた。

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