毎日のように心の深層に佇む自分を殺している。
その度に自分の存在価値が0同然である事を思い知らされる。
成長しない自分が幾重にも重なってきりがない。
だがそれでも。
自分が行動することで可能性は開けるのだと、今日も懲りずに危険に飛び込んでいく。
『やさしさ』や『努力』
なんにも報われなくて
えらい人は綺麗事ゆうけど
世界はやっぱり哀しくて空しい
自分の心
アンパンマンみたいにちぎって
思いを込めたものが目の前で水の泡になって
すいこまれそうになる
でも気付いた
今
きみのその屈託の無い笑顔だけが
ぼくをここにとどめてる
沈む
我に
1人
佇んでは
気付く
痛む
知らぬ
ふりしていたい
それなら何処か遠く
この雨に隠れて逃げよう
ってさ。あなたが
言ったから、待ってました。
中身のない午前中はバニラ。
そのうちに寂しくなって
傘を持たずに出かけましたが、
あなたは驚くかな。私が居なくなって。
濡れる
雨に
毛先
針のように
冷えた
身体
うなじ
通るのは汗か雨か
そうしたらあなたから
電波のメッセージ「大丈夫?」
きみは馬鹿か
気付いたら、溶けてました。
想い出がアイスクリームみたいに。
地に滲んで、涙魚が
ピチピチと跳ねて裾が汚れた。
あなたが驚かなくて、少しホッとしたかも。
さようならを告げたのは
かなり前のことだったのに。
腹の底にこびりついて
言えなかったことがある。
大好きだった。愛してたわ。
でももうあなたはうざいだけ。
想い出は溶かしました。
バニラの香りがしました。
あなたは恐れるかしら。愛におののくかしら。
「だらだらと長い文章にテキトウにピリオド打つみたいに、そんな風に、馬鹿みたいに人生終わっちまうのかな」
嫌に青い空は少しチープに見えた。
ソーロング・ソーロング
また君に会えるには
ソーロング
かなり長い時間がかかりそう。
僕らいつも、笑い合ったり、喧嘩したりして過ごしたけれど。
2年前の殴り合いで、君の全てがわかったんだ。
ソーロング・ソーロング
また君に会えるには
ソーロング
かなり長い時間がかかりそう。
さよならも中途半端なまま、別れたことが悔いだけど。きっと、向こうでも君はヒッピー。会いに行く頃、僕はおじいちゃん。
ソーロング・ソーロング
また君に会えるには
ソーロング
かなり長い時間がかかりそう。
握りしめた拳は行き場なく太ももに当たった。最初で最後の手紙は、上手く書けなかったから白紙のままさ。
ソーロング・ソーロング
また君に会えるには
ソーロング
かなり長い時間がかかりそう。
さよならヒッピー。僕たちはいつだってひとりだったね。
寄り添った時だけは何にも負けない。そんな気もしてた。
僕らはまるでヒッピーズ。
傷をつけたりつけられたり。
楽しかったね、またやろう。
煙草の匂いが雨にかき消される。
届け天国のヒッピーへ。
ソーロング・ソーロング
また君に会えるには
ソーロング
かなり長い時間がかかりそう。
晴れた日には煙草を吸う。
天国の君に届くように。
雨にかき消されないように。
晴れた日には煙草を吸う。
きっと君は線香の煙より
マルボロの煙の方が好きだろう。
僕らは大人になってしまったんだ
君は向こうできっとまだヒッピー。
君は向こうできっとまだヒッピー。
届け天国のヒッピーへ