人骨 宇宙
死ぬこと 生きること
私僕自分
視覚
姿形
すべてが僕を駄目にする
誰かと共有したい悩みは
誰かと共有できないから悩みになる
わけのわからない僕は
僕にも分けがわからない
誰にもわかるはずがない
ハグした相手はきっと僕のことを知らないし
ハグした僕もきっと相手のことを知らない
僕のことも知らない
誰も知らない誰も誰も知らない
何も知らない
誰も僕のことなんて知らない
あれ?
最近一人じゃなくなったばかりなのに
また一人になっちゃった
なぜだろう泪が出てくる
これがいつも通りだったはずなのに
一人でいることが普通だったのに
一人じゃ嫌だって
一人じゃ寂しいって思うんだ
いつから僕の心はこんなに
ワガママで
贅沢ものに
なってしまったのだろう
18歳最後の君と話をしよう。
19歳最初の君と話をしよう。
こんな年がずっと続いたら幸せだろうな。
苦手をなくせって言われるけど、
苦手をなくすことは得意もなくすってことで、
平均化された人間になって、
特徴のない人間になるんじゃないか、
って考えるのは、俺だけ、なのかな…
自転車に乗って
車を運転して
電車に乗って
飛行機に乗せられて
どこにでも行ける気がしたんだ。
でも、
どこにも行けなかった。
君とよく目があって
その度にドキドキして
初めてじゃないはずなのに
初めての感覚に戸惑う
この感覚、なんでだろう。
恋って人によって違うのかなぁ。
なんて思いつつピックを持つ手に心を込めた。
突然に出会ってしまった。
さよならをしたはずの君に。
乗り換えのタイミング。
私が乗り込んだ電車のドアの近くで
壁に寄りかかってスマホをいじってた。
あんなことがあったあとだから。
気まずくて。
さっと通り過ぎたのに
君は僕を見つけてしまったね。
「ねえ。」
そうやって、僕の名前を
確かに呼んだ君は
困ったような、悲しいような
そんな目で僕を見つめて。
何も言わずに
僕を抱きしめてくれる。。
なんてことあるはずないのに。
決断したのは僕なのに。
なんでこうも君のことばっかり
考えるんだろう。
夢にまで出てくるなんて酷いよ。
…ごめん、酷いのは僕の方だね。
もう、君の前には現れないように
今にも走り出しそうな足を
精一杯止めておくから
「君に会いたい」
なんてもう絶対言わないように
一生懸命口を塞ぐから。
だからどうか。
君も僕のことは忘れて
だれか他の素敵な方と。
なんてわがままかな。。
辛党の私には甘すぎたカレーに
苦々しい人間関係
まるで、
薔薇の棘みたいだ
僕らは一つを得ると
すぐに忘れてしまうけど、
最初の一歩は
好きな人の好きな人に
なりたかっただけなんだって。
…なんて
麺類だったらのびきってしまうよ僕のこの
切実があなたの特別にならないものかなあ