表示件数
0

ラムネ

嬉しそうな君
瓶に入ったラムネを手に持って

カラコロカラコロ

この中のビー玉が欲しいわなんて
なんなら僕は君が欲しい

ラムネが夏を知らせた

0

To be or not to be…

死ぬために生きるのか、生きるために死ぬのか、
それは問題じゃないのかな

0

No title

絶対に目を開けない約束だったのに
いとも簡単に約束を破る
そういうところが苦しいほど好きだよ

0

サイダー即興詩。

はじけて、サイダー
歩きだせ、シャボン玉

夏がやってくる。


(炭酸飲料って滅多に呑まないのでなかなか書けませんでした…)
(なんかいい加減でごめんなさい(笑)もう一つ書ければ書きたいなぁ)

0

ピックと指

ベースにピック弾きと指弾きがあるけど
私は指が好き だって
君の踊るように動く指がカッコいいんだもん
惑わされちゃう、本当に。

それを見つめてたいけど
君はいつも他の子と喋ってばかりで
私なんてなんとも思ってないのかなぁ
私は君の誕生日も ラインも
知りたいって思ってる…
でも勇気が出ないの。
彼女がいたらどうしようとか考えるの

だから私は指が好き
だから、この指で君を惑わすの。

0

あぁ。

ペースを乱さないでほしい。
私いつでも崩れていくから。
信じられなくなる。
恋とはなんなのか。
褒められてるのかバカにされてるのか私が好きなのか、どうか。

0

レシピ。

私以外の人の顔から口を無くします。

耳は異常に良くしておきます。

そして私はその人達への不満を叫びます。

そうすれば苦しむのは私以外のみんなだけ。

私は快楽

みんなは地獄

0

絶滅危惧

君が僕をそう呼んでくれなくなったら、
僕をそのあだ名で呼ぶひとが誰もいなくなってしまう
そのなまえで息づいていた僕の中の僕が
過去のものになってしまう

0

舞台上の

任された役はきちんと演じきらなきゃ

その舞台は成功しないと僕は思うんだ。

だから、精一杯やってきた。

重いドレスと分厚い仮面を付けられても

舞台を成功させるためなら仕方ないと

思っていた。

たとえ、僕には似合わなくても

たとえ、ほんとの僕を見せられなくても

それが自分から手を挙げて任された役なら尚更。

でも、僕は気づいたんだ。

どんなに着飾っても

ただの演者である僕だけが頑張っても

ダメなんだって。

裏方でも、演者でもみんなが支え合わないと舞台は成功しないんだ。

でも劇団のみんなは時間を無駄に使うだけ。

きっと僕がダメだからかな。

もうみんな舞台の成功を諦めてる。

だからもう終わりにしたいんだけど

でも




長い間ドレスと仮面を付けてきた僕は

ほんとの僕を忘れてしまったんだ。




だからこれからは




僕が僕を演じていくんだ。








いつか、役である僕が

ほんとの僕になると信じて。

0

一寸先。一寸先は。きっと。。。闇。

未来だなんて誰にも解らない。
でも私には解る。明日アナタに良い事が起こる。
…うん。嘘。

でもアナタが今何をするかで未来は簡単に傾く。
…これは。ほんと。

0

No title

偶然を装った完璧なタイミングには
我ながらよくやるなって思ったし
席を立っている間のサプライズには
我ながらお洒落だなって思ったよ
もうやることはないけどね

0

思い想い念い

遠く空にきえていく
思い
想い
念い

きこえてくる

優しく明るく咲く花のような光

漆黒の闇にきえていく
思い
想い
念い

流れてくる涙

心の中の君に届けた僕の思い

0

なんて言われても

『あいつはそんなに性格よくないぞ』
  …そんな時もあるけど、いい人だよ。

『あいつ友達少なくない?』
  …そんなこと、関係ない。

『あいつ、顔もビミョーじゃない?』
  …そうかな?

『あいつに憧れるようなところあるか?』
  たくさんあるじゃん。むしろなんで気づかないの?


他人が何を言おうと、あの人は私の憧れ。
そして、好きな人。

ちょっと口が悪かったり、気持ちがすぐ顔に出るけど、
ふと見せる可愛らしい笑顔や、人を和ませる話し上手なところ。
全部含めて私はあの人が好きなのだ。






『ねぇ、あいつじゃなくて自分じゃだめかな、』

もちろんだめです。
あなたがいろいろと言ったころで、残念ながら私の思いは変わらないので。


 ……だけどちょっとだけ心が揺れたのは内緒。

0

存在

冷蔵庫の奥から飲みかけのサイダーを見つけた

開けてみると、最後の力を振り絞ったかのような空気の抜ける音がした
一口飲んでみたが、案の定ただの水になっていた

サイダーには二酸化炭素が溶けているというが
抜けてしまうならしっかり溶けていないじゃないか。
まるで、世の中に溶け込めない僕のようじゃないか。

そんなことを考えながら、残りの水を一気に飲み干した


喉の奥で、ほんの僅かに、炭酸が弾けるのを感じた

0

忘却

今でもふと思い出します
貴方のこと
愛して憎んで
片時も忘れなかったこと

今でも頭をよぎります
貴方のこと
去って行く後ろ姿に
そっと想いを告げたこと