嬉しそうな君
瓶に入ったラムネを手に持って
カラコロカラコロ
この中のビー玉が欲しいわなんて
なんなら僕は君が欲しい
ラムネが夏を知らせた
死ぬために生きるのか、生きるために死ぬのか、
それは問題じゃないのかな
絶対に目を開けない約束だったのに
いとも簡単に約束を破る
そういうところが苦しいほど好きだよ
はじけて、サイダー
歩きだせ、シャボン玉
夏がやってくる。
(炭酸飲料って滅多に呑まないのでなかなか書けませんでした…)
(なんかいい加減でごめんなさい(笑)もう一つ書ければ書きたいなぁ)
ベースにピック弾きと指弾きがあるけど
私は指が好き だって
君の踊るように動く指がカッコいいんだもん
惑わされちゃう、本当に。
それを見つめてたいけど
君はいつも他の子と喋ってばかりで
私なんてなんとも思ってないのかなぁ
私は君の誕生日も ラインも
知りたいって思ってる…
でも勇気が出ないの。
彼女がいたらどうしようとか考えるの
だから私は指が好き
だから、この指で君を惑わすの。
ペースを乱さないでほしい。
私いつでも崩れていくから。
信じられなくなる。
恋とはなんなのか。
褒められてるのかバカにされてるのか私が好きなのか、どうか。
私以外の人の顔から口を無くします。
耳は異常に良くしておきます。
そして私はその人達への不満を叫びます。
そうすれば苦しむのは私以外のみんなだけ。
私は快楽
みんなは地獄
君が僕をそう呼んでくれなくなったら、
僕をそのあだ名で呼ぶひとが誰もいなくなってしまう
そのなまえで息づいていた僕の中の僕が
過去のものになってしまう
任された役はきちんと演じきらなきゃ
その舞台は成功しないと僕は思うんだ。
だから、精一杯やってきた。
重いドレスと分厚い仮面を付けられても
舞台を成功させるためなら仕方ないと
思っていた。
たとえ、僕には似合わなくても
たとえ、ほんとの僕を見せられなくても
それが自分から手を挙げて任された役なら尚更。
でも、僕は気づいたんだ。
どんなに着飾っても
ただの演者である僕だけが頑張っても
ダメなんだって。
裏方でも、演者でもみんなが支え合わないと舞台は成功しないんだ。
でも劇団のみんなは時間を無駄に使うだけ。
きっと僕がダメだからかな。
もうみんな舞台の成功を諦めてる。
だからもう終わりにしたいんだけど
でも
長い間ドレスと仮面を付けてきた僕は
ほんとの僕を忘れてしまったんだ。
だからこれからは
僕が僕を演じていくんだ。
いつか、役である僕が
ほんとの僕になると信じて。
未来だなんて誰にも解らない。
でも私には解る。明日アナタに良い事が起こる。
…うん。嘘。
でもアナタが今何をするかで未来は簡単に傾く。
…これは。ほんと。
偶然を装った完璧なタイミングには
我ながらよくやるなって思ったし
席を立っている間のサプライズには
我ながらお洒落だなって思ったよ
もうやることはないけどね
遠く空にきえていく
思い
想い
念い
きこえてくる
優しく明るく咲く花のような光
漆黒の闇にきえていく
思い
想い
念い
流れてくる涙
心の中の君に届けた僕の思い
『あいつはそんなに性格よくないぞ』
…そんな時もあるけど、いい人だよ。
『あいつ友達少なくない?』
…そんなこと、関係ない。
『あいつ、顔もビミョーじゃない?』
…そうかな?
『あいつに憧れるようなところあるか?』
たくさんあるじゃん。むしろなんで気づかないの?
他人が何を言おうと、あの人は私の憧れ。
そして、好きな人。
ちょっと口が悪かったり、気持ちがすぐ顔に出るけど、
ふと見せる可愛らしい笑顔や、人を和ませる話し上手なところ。
全部含めて私はあの人が好きなのだ。
『ねぇ、あいつじゃなくて自分じゃだめかな、』
もちろんだめです。
あなたがいろいろと言ったころで、残念ながら私の思いは変わらないので。
……だけどちょっとだけ心が揺れたのは内緒。
冷蔵庫の奥から飲みかけのサイダーを見つけた
開けてみると、最後の力を振り絞ったかのような空気の抜ける音がした
一口飲んでみたが、案の定ただの水になっていた
サイダーには二酸化炭素が溶けているというが
抜けてしまうならしっかり溶けていないじゃないか。
まるで、世の中に溶け込めない僕のようじゃないか。
そんなことを考えながら、残りの水を一気に飲み干した
喉の奥で、ほんの僅かに、炭酸が弾けるのを感じた
今でもふと思い出します
貴方のこと
愛して憎んで
片時も忘れなかったこと
今でも頭をよぎります
貴方のこと
去って行く後ろ姿に
そっと想いを告げたこと