如何にして奴を殺そうか
刺殺か撲殺か。毒殺か絞殺か。
どの方法が良いだろう?
ヤツの全てが崩れ落ちていくと想像すると楽しくなる。あいつの全てを壊してやるんだ。
出来るだけ苦しませて殺害してやる。
あいつへの恨みは、巻物に書いたって足りない。よし決めた。ああやって殺すのが一番良い。
やるのは明日の夜11時。
異常者と呼びたけりゃ呼べ。僕は本気だ。
解説
1行目は2文字目、2行目は3文字目…と、素数番目の文字を読んでください。19文字目まで行ったら、次の行はまた2文字目から。こうすると、分かると思います。
偽りもなくて 変幻自在
浅くなければ深くもない
この関係には終わりはあるけど
このままの関係が丁度いい
flat なままの君でいいよ
flat僕らは僕らだから
flatな笑顔が1番素敵だからいい
僕には普通の人には見えないものが見える。
具体的には、
視力が右3.8、左4.0ほどある。
突然着信音が鳴って心蔵がトクンと跳ねたのは
着信音が鳴ったからだということにしておこう
あー、顔火照っちゃうじゃん
ばか、ばーか
って、まだ内容見てないのに
足ばたつかせて舞い上がっちゃうの
チャールズは、さも当然といった風に答える。
「彼女はただの人間ですから。」
どこから突っ込んでいいものか。
彼女を知っているとしかとれないその言葉を放った意図とは。瑛瑠からの質問不可避だと理解しての言葉であるのなら、なおその意図がわからない。
「えっと……。」
ただ、何を質問して良いものか、咄嗟に出てこない。ここで、混乱を招く言葉足らずで思わせ振りなことを言い放ったチャールズの意図を汲み取ってしまった。
何だか疲れがどっと押し寄せてきた。こうなってしまえば、考えられるものも考えられない。
とりあえず、喫茶店のお姉さんはただの人間で、瑛瑠がこれまでに会ったという事実はないのだそうだ。
「今度こそ、寝ます。」
覇気のない声でそう告げる。
チャールズはにこやかに、おやすみなさいと声をかけた。
価値観の
言葉の意味なんて
知らないけれど
あえて言うならば
きっかけは
価値観の違いだったのでしょうか