いろんな人からの
"また会おう"
これを積み重ねてると
死ぬに死ねない
次は半年後だね、って
なんでそんな先へ約束を交わす?
僕をあんまり知らないあなたは
( その日まで生きてないといけんのか )
なんていう心の声も知らず
でも、
"あなた"からの需要で
今も、なんか、生きているんだ、
なんて素敵な事実…!
ボクはママにおこられそうだから、しんだフリちゅうなんだ!
「ケンちゃん!またあっちの部屋散らかってるじゃない!
片付けてきなさい!」
ほら、おににヘンシンしたママがきた!
「ボク、シンジャッタノデ、モウウゴケマセン。」
どう?……ちょっとだけママのことみてみようかな。
「まぁ、ケンちゃん倒れちゃったのか。
今日のおやつ、ケーキだったんだけど、しょうがないからママがふたつ食べちゃおうかなぁ。」
え!きょうのおやつ、ケーキなの!?
「やったあ!ボク、ケーキだいすき!」
「あら。ケンちゃん、生きてたのね。
じゃあ部屋を片付けてきなさい。」
おもいだした。ボクはしんでたんだった。
題名をつけるほどの感情じゃないんだよ
君に会いたい
君の笑顔の理由が僕でありたい
君が言ってたあのカフェに行こうよ
この感情達ははなんて名前をつけてあげればいい
何を話しても
言いたいことが10も伝わらない世界に
僕は生きてる
身体を駆け巡る快楽
頭を溶かし奪う視力
それがダブルスタンダード
好きなものだけ愛してたい
そんな考えをくずかごに捨てる
だけど紙くずのもとは紙
そんなことも知らない奴ばかり
何も見えないきこえない
そんな誰かさんに伝える為のマイク
だけど生憎音が大きく出過ぎてきこえないよ
小さじ一杯分僕を知っていればいい方だ
沈むベットに浮かぶのは
人影と音楽プレーヤー