街角を舐める風 肌に突き刺さる
北風小僧の御来日
なびかせた景色に ちらつかせた前髪
やかましくて仕方がない
重いまぶた お日さまが座る
擦った目玉が落っこちた
ビート刻む足音止める
赤信号はもう 許さない
俺はあくびを飲み込んで
青く伸びた影と 光
ちょっと感傷的な朝
やるせない退屈な1日の
気の抜けたオープニングソング
少し苦い缶コーヒーが
気だるい俺を蹴り飛ばすのだ
クラスが一緒だったあの人とたまたま電車が一緒だったあの日。
座る私列を空けてドアの前に立つ君。
人混み。
見え隠れする横顔。
光が差し込んで見えた眼鏡からの瞳。
その全てが綺麗に思えました。
まだ暗い午前5時
窓をあけて、
冷たい空気を感じる
寒いから毛布をかぶったまま
身体をあたためるように
いつものあれを、
寝起きに1杯
そんなこんなで1時間経過
朝焼けがきれいな午前6時。
学校に行く準備でもしよう
昨日やり残した宿題を携えて
昨日残した宿題、
やっと終わった。
あれ、明るい。もう午前7時か。
朝ごはん食べて、制服に着替えて
寒いから、首元にはマフラーを。
行ってきます。
ひとりぼっちの夜
沈む星空
嗚呼、今日も言葉を産む
おぎゃあ、おぎゃあって
でも その言葉は 周りの言葉が親なのよ、なんて
綺麗な産声をあげるには
綺麗な言葉を聞くことだ
名知らず
そんな言葉もあったわね
星空の布団に寝転んで夢を見る
シャンパンの泡と泡が踊るワルツ
君と私 互いにイヤホン挿して
君と私 星空の布団で布団を掛けあって
6等星の星の裏 二重三重の星雲
私たち 禁断の過ちを犯すの
ねぇ、あなたのものにして。