夢を抱くなよ
幸せを語るなよ
希望を望むなよ
死を拒むなよ
あれもこれもそれもどれも全て手に入れようとするから
焦り急ぎ走り迷うから前が見えなくなって
本来の道も見えなくなって
足元に咲く花を知らぬ間に踏み潰してしまうんだ
ならどうすれば良いのかって?
知らないよそんな事。僕は君じゃない。
みー♪からキセに変わったけど
もし!もし!ショートポエム選手権で賞貰えたら
無効になったりしないかな…。
締切今週の金曜じゃん……。
最後にいくつか書きたい……。
とりあえず喜怒哀楽一つずつ考えようかな……。
君の住む街は
思ったより遠かったみたいだ
「宛先が見つかりませんでした」の絵葉書
結局破り捨てた手紙の数々
震えるほどの寂しさは
どんなだったか忘れちゃったよ
なあ
忘れたかった
君のことも
あの日のことも
君が教えてくれた曲も
君が好きだと言った作家も
君がくれた言葉も
忘れたかった
なあ
なんでなんだろうな
俺にはわかんねえよ
でも
ただ一つ言えることは
俺がこんなにも
情けないことで震えてるってことだ
ひとりで
世界を旅して
いろんなところを周って
いろんなひとに出会って
旅を終えて
あなたのもとに帰って来られたら
あなたにおかえりと言ってもらえたら
どんなにいいだろう
その言葉出す勇気が無くて
手に入れた翼を広げれないまま
泣きたくても泣けない夜を
さまよっては
またを繰り返す
もういいでしょ?
もう嫌だ
そうして錆びていく
「私、怒られる必要あった?」
なぜか瑛瑠たちの動向を知っていたらしいチャールズは、知っていたにも関わらず瑛瑠を叱責。
しかし、チャールズは人差し指をぴんと立てる。
「それは大アリです。私に情報が入ってきたから良いものの、もし何かあったらどうするんです。
ということを踏まえて、今後気を付けましょうねってお話でした。」
穏やかに締め括り、上品なしぐさでお茶に口をつけている。
瑛瑠にはひとつ、気になることがあった。
「あの……花さん、同級生だったりする?」
情報源は彼女なのではないかと思ったのはさっきのこと。そうであれば、付き人が『Dandelion』を知っていたことも、そこを瑛瑠たちに勧めたことも、瑛瑠たちの動向を知っていたことも、やたら人間だと強調してきたのも合点がいく。
ただ、そうすると人間がチャールズたちの正体を知っているということにも繋がってしまうのだけれど。
「えぇ、クラスこそ違いましたが、彼女は同じ学校へ通っていた同級生ですよ。」
”今、自分を証明する言葉に、魂はあるか?”
”自分”という存在に対して”証明”という言葉を使うとき
僕は自分という存在がひどく頼りないものに感じる。
それは、自分が証明されなければいけないものとなるからだ。
証明されるべきものは仮定である。
そんな出所不明の自分を証明してくれる言葉があったら
思わず縋ってしまうだろう。
自分を肯定してくれる言葉。自分を知ることができる言葉。
果たしてその言葉に、魂はあるのか。
その言葉は、ほんの手慰め程度の意味ではなく、
人間が持てる力で、全身全霊で探し当てられた言葉なのか。
僕は魂を持った言葉を吐きたい。
***
一番上の言葉は「魔女」(詩曲:カンザキイオリ、歌:歌譜)という曲の一節です。
燃えるように真っ紅な弧を描いて
堀の淵ひとつふたつ花を咲かせた
しゃらり揺らした簪
するりと抜けて落ちた溝
鉄漿流してはもう後戻り出来ないと
風に煽られながらふわりと揺らした振袖
泣いては紅白粉が流れてしまうよと
そんな野暮な事は言わないで今日だけは