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LOST MEMORIES ⅢCⅨⅩⅤ

ジュリアが少し拒む姿勢でいることは、瑛瑠にもわかった。
たぶん、それ自体が誤解の現れだろうと思いながら、瑛瑠は続ける。
「ジュリアさん、私のこと、救ってくださって、ありがとうございました。」
ひとつお辞儀をして頭をあげると、そこには呆けた表情のジュリアがいる。
「どういうこと?」
「ですから、誤解しているんです。」
横やりをいれてきたのはチャールズ。
ジュリアは真っ直ぐに瑛瑠を見つめてきた。
「キミは、ジュリアのこと怒ってるんじゃないの?」
思いもかけない言葉に、今度は瑛瑠が呆けてしまう。
感謝こそすれ、怒る理由は思い当たらない。
瑛瑠はチャールズに助けを求めるも、困ったように、本当に困ったように微笑むだけ。
「……なぜ?」
「だってキミは、ジュリアのせいで記憶を失ったんだから。」

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こんなことで足掻いている僕を
いっそ笑ってくれ

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欠片でもセンス

天変地異ってRADっぽい
とか言われちゃったら
無視して無理して
あなたの煙吸って
噎せてるみたいにかき消したい

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未成年禁止

私、煙草の香り嫌いなの。

だって大人だけの特権でしょう

スーツを着て煙草を吸うなんて

ずるいでしょう

ねぇ、もう煙草はやめにして

私、貴方の香りに包まれたい。

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ポエムティック

夜道を歩け

ちょっとだけ
この世界みぃつけた
腐った身体が星になる瞬間

あはん、人間なんてどこにもいないんだよ

って

得意げに上顎あげて

さぁ風呂だ、フロ