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失恋

あなたへの想いが完全になくなってしまったの
私は他に好きな人ができて
あなたは私に気づく前に他の子と付き合って
好きとか
もう
わからなくて
あなたに二度と会えなくても
もういいや
じゃあね
また会えるかな

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Do you want to continue?

いや、うん。
たしかに私にも非はあると思うよ?
君の気持ちに気づいていながら……いや、君の気持ちに期待をしながら、私だって、何もしてこなかったんだから。
それなりに一緒に出かけてさ、機会なんていくらでもあったと思うし、あの時君の手に触れてさえいれば全く違った未来があったと思う。
思うけどさ。

先に想ってくれたのは、どう考えたって君でしょう?

もともと私、君のことなんて眼中になかったんだもん。アウトオブ眼中だったんだもん。
それなのに、君は私に話しかけてくれて、それなりに仲良くなってからも、電話やらお出かけやらしてさ。きっと二人の気持ちが重なったときだってあったと思うんだよ。

……気づいてたんだよ。

うん。確かに、君からの告白を待ってた。待ってしまっている私がいた。
でも、その頃にはとっくのとうに君の気持ちが変わってた。君さ、優しいから気づかなかったじゃん。
いつのまに心変わりしたのよ。

分かるんだよ?

だって、それまで私にむけてくれてた視線があの子のほうに向いてるんだもん。君って好きになり方がワンパターンなんだね。もうちょっと工夫した方がいいよ。

ねぇ、私、今、傷ついちゃってるんだよ?

どうしてくれんのよ。この感じ。
あんたまさか告白してないからセーフとか思ってないよね?
思いっきりアウトだから。バカ。
もう私のMP真っ赤っかだよ?
メンタルポイントが真っ赤っかなんだよ?
ゲームじゃないから特効薬なんてないんだよ?
おまけに私には一途っていう呪いが発動してるんだよ?
ゲームだったら1-1で即死だよ?
ゲームじゃないから生き返れないんだよ?

本当に、君は。

私史上最高の仲間だったよ。

私史上最強の敵だよ。

早くあの子と付き合っちゃってよ。

……じゃないとログアウトもできないじゃん。

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ラブコール

これだけだよ
あとは君の番
恥ずかしがるなよ、アンビー

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吐き出して俺に

シーオーツー
吐き出してる君
ふふんと鳴らして 好き。

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ノーバッド

「それも悪くない」に生かされて
「それも悪くない」に殺される
それも わるくない

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ギターを弾きたいと
きれたままの弦で
思う

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男女の友情は成立するか

「男女間に友情って成り立つと思うか?ちなみに僕は成り立つ派だ」
「それを女子に聞くあたり君らしいよ」

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愛をください

「ちょっとそこのおにーさん」
「何だお前。娼婦か何かか?」
「な訳無いでしょう。ただの世界に絶望したちっぽけな少女ですよ」
「ほう。で、そのちっぽけな少女が何の用だ?」
「世界に絶望した私ですが、そんな私でも『愛』ってものを知れば、まだ生きる気力がわいてくるんじゃないかな、なんて思ったりしたわけで」
「それで、僕に何をしろと?」
「はい、私に貴方の愛をほんの少し分けてください」
「無理だ。僕は物質至上主義の人間なんでね。そんな不確実な概念をどうこう、みたいなのは他所でやってくれ」
「まあまあそう言わず。もしも愛が与えたり貰ったりできるものなら、物質的な愛もあるかもしれないでしょう?一緒に探してください」
「『物質的な愛』か。なかなか面白いことを言うな。…ふむ。ではその発言に免じて少しくらいは付き合ってやろう」
「うわーいありがとうございます!」



「で、あれからもうひと月ほど経つが、愛は見つかったか?」
「さあ…。よくそんなに私に付き合ってくれましたね」
「それもそうだな。もう2週間早く諦めてた方が良かったんじゃないかと思わないことも無いが、せっかくだから最後まで付き合ってやろう」
「貴方、良い人ですね」
「止めてくれ。そいつぁあ買い被り過ぎってもんだ」
「もしかしたら愛ってものが見つかったかもしれません」
「ほう、唐突だな」
「ええ、大分唐突だと自分でも思います」
「何も無かったよな?」
「そうですねぇ。ところで神学的には、愛というものは4つに分類されるとか」
「へえ」
「神の絶対愛、隣人愛、友愛、恋愛の4つだそうです」
「それで?」
「まあ、そういうことです」

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書いてみた改

何回も失敗して、
「もう嫌だ」
って思っても、
「いや、もう一回!」
って同じ人の事を考えてしまう。
こんな女々しい自分が嫌になる。
そうだ、悟りを開こう
そうできれば楽なのに、
いつまでたっても開けない。
未来への扉と悟り