女「ねえ、早くしてよ!もうすぐなるよ、チャイム。」
男「ん〜眠い…。」
女「なんでよ!私が起こしに行ったときまで寝てたじゃん!」
男「今日お前くるの早かったんだよ…。」
女「知りません〜。そして私が行ったら準備万端で待ってるのが普通です〜。」
男「…。」
女「ほら、もうすぐだから力尽きないで!もう門見えてるから!」
男「あ、うちのクラスの幼なじみの2人とやけに仲良いクラスメイトの2人じゃん。」
女「ほんとだ、2組とも2人で登校してんだね。」
男「あいつら、付き合ってんのかな?」
女「私それ本人たちに聞いたことある。」
男「あいつらなんだって?」
女「ただの幼なじみとクラスメイトだって。つまんない。」
男「まあ、でも俺らも付き合ってるように見えてんだろ?」
女「あ〜そうらしいね。なんでだよ!ってなるよね〜。」
男「はあ⁉︎お前みたいな女、こっちから願い下げだわ!」
男「漫画借してるやつ返して。」
女「あ〜忘れてた。明日持ってくるわ。」
次の日
男「ねえ、漫画は?」
女「え?面白かったよ?」
男「違うそうじゃなくて持ってきた?」
女「あ、忘れた。」
1ヶ月後
女「ほい、借りてた漫画返すね、ありがと〜。」
男「おう。ってかなんか重くね?俺一冊しか借してなかったよな?え?なんか最新刊入ってんだけど!」
女「ああそれ。最新刊出たから買いたいけど金ないって叫んでたじゃん。誕プレがわりにあげるよ。」
男「うおまじか、ありがと。すげー嬉しい!…けど、今4月だよな?俺の誕生日って10月じゃなかったっけ?」
「ねえ、デート行くのやめたら?何人もと付き合うの良くないんじゃない?」
「やだ、やめな〜い。だって今日の彼が今付き合ってる中で1番かっこいいんだもん!それに、おいしいものも奢ってもらえるし♡」
「あ、そういえばバイト代出たんだった。」
「デート行くのやめる!お寿司食べる〜!」
あと一回瞬きをしたら
零れ落ちてしまうから
持ち前の面の皮の厚さで
無理矢理私を抱き寄せて
今日だけは許してあげる