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月下

ひとりぼっちの少年は

君のように強くなれない
弱気な僕を変えたくて。

青の満月、白虎が吼える

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エラ

ねぇ エラ
ぼくのこと 置き去りになんてしないよね?
空っぽのからだに
返事はなくて

ねぇ エラ
誰かについて行こうとも 思ってないから
仕方ないのかな
ゆれるたましい

誰かが言ってたロックンロールが
死んでしまうの
誰かとつないだ手の感覚も
置き去りにしなくちゃ?


でもね エラ
いつもきみには言わないけれど
ぼくの人生
きみばっかりで

なぜかね エラ
みんなよく騒ぎ よくねむる夜
ぼくはなんでかな
ねむれないんだよ

ぼくらが愛したロックンロールが
死んでしまうの
ともだちはみんな ばかにするけど
ぼくの大好きなロックンロール

エラ、そろそろねむる時間だよ
また今度 どっかであおうぜ
って、もうねてるのか

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コンฅ^•ω•^ฅコン

あの夏。星が綺麗だった。
浴衣に身を包んだ私は綿菓子を右手に
下駄を鳴らしていた。
いつからだろうか。
あの日隣にいた狐の仮面をつけた
銀髪の男の子が忘れられなかった。

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ケンカップル#1

「ねぇ~リモコンとって~」
『自分で動けよデブがよ』
「…そんなこと言いながらとってくれてるじゃん」
『まぁ俺優しいしね??』
「…」
『…』
「…ンァ?」

新しいやつ始めたよって。
また時々投稿するよって。

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世にも不思議な人々⑭ 斬って切る人その2

前回と同日、午後10時、作戦は決行された。
オータロー、キタ、ラモスの第一コミュニティとリータ、マホ、チャチャの第二コミュニティの二手に分かれて、通り魔が出没したとの情報がある公園の捜索が開始された。
キタ「もしそっちで通り魔を見つけたらマホの能力で僕に連絡すること。こっちが見つけたらチャチャ君に可視化で知らせるから」
マホ『了解!』
チャチャ「了解。けどこっちなら普通に捕まえられそうだな」
ラモス「こっちがキツイんだよ……。ったく、何でこんな不公平な組分けなんだ?」
オータロー「僕に関しては、逃げることしか出来ないんだが…」
キタ「この三人組が一番長い付き合いなんで。あとは作者の趣味」
ラモス「おいおいおい、今はメタは禁止だぜ」
キタ「おっとすまない。……では、作戦開始!」
捜索開始からおよそ20分後。彼の通り魔を発見したのは、第一コミュニティだった。
キタ「居たああああああ!」
ラモス「馬鹿、大声出すな!」
キタ「出たwwうるさいって言う奴が一番うるさいやつww」
通り魔「……誰か居るの……?」
オータロー「ヤベ、バレた。早く向こうに知らせてくださいよキタさん!」
キタ「今やった。じゃあ、時間稼ぎよろしく!」
オータロー「え……僕?」
通り魔、彼らにどんどん近付いていく。
キタ「残り距離5m。ガンバ!」
オータロー「あああああクッソ!やってやろうじゃないかぁあ!行くぞ!」
オータローの能力『オウ、ヤット出番ダナ!』
通り魔「君…嫌な記憶があるね…?ボクが忘れさせてあげるよ…!」
通り魔はオータローに持っていた長い棒状の物体を振り下ろした。

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遠い

身近にいる人ほど

核にある思いは

遠い

とても とても

遠い

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好きじゃん

完璧に好きじゃん
あなたからの連絡で体温急上昇
誰の前だって
スマホを持って悶絶
私ってば本当に単純だわ
好きが離れてくれないのよ

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行きたくない
生きたくない
逝きたくない
往きたくない
活きたくない
いきたくない
IKITAKUNAI

全ての望みが叶う場所は

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無題

少年「………モテたい…………」
少女「それを女子の前で言うあたり君らしいよ」
少年「10年来の付き合いでもうそういうの関係ない感じだし問題無いだろ」
少女「何ていうか、こう、デリカシー?そう言うのが足りないから駄目なんじゃ」
少年「うるっせーなー、俺だって思春期の少年の一人なんだ。このくらいの欲望はあったって良いだろ」
少女「それを口に出すから駄目なんだって」
少年「うう……」
少女「まあ、私は君のそういうところも引っ括めて好きだけどね」
少年「………は?」
少女「面白いし。最高の親友だと思うよ」
少年「ああ、そういうことね。お前そういうのはもっと言い方ってもんがあるだろ」
少女「ちょっとでも糠喜びさせてやったんだから感謝してくれたって良いんだよ?」
少年「何て意地の悪いやつだ。まあお前はそういう奴だけどな」
少女(あっぶな……。ボロ出しかけてた……)