あなたの為に
いってあげるのに
うわの空で
え?なんて
おこっちゃうわ
からかわれるのは別に
きにしないけど
くしゃみがでそう
けんか腰になれない私と
こどものまんまのあなた
さっぱり分からないきっと
しぬまで分からない
すき嫌い言わないままでいて
せっかく出会ったあなたと私
そこに着くまでは
たったのふたり
ち効性の高いひとだからって
つまりは鈍感なだけなんでしょ
てらされるまで日陰でひとり
とまらないシャワーの水滴の音が
なぜか耳に残るリズムを刻んで
にせものじゃないことを
ぬるい湯船が物語ってた
ねおちも気持ちいいものね
のらりくらりと夜が更ける
はっと起きたら
ひるの12時
ふろの温度もどこかへ行ってた
へんな気分だ
ほんとのことか分からない
まじっくショーの帰りみたいな
みもこころも覚束無い感じ
むりもないか
めを閉じたことすら忘れていた
もう一度あの感覚を
やぼったいスウェットに着替えて
ゆき景色を窓から眺める
よるまでに止むのか
わからない
さようなら 大好きなあなた
I Say Goodbaye
もう聞こえていないでしょうけど
何度も I Say Goodbye
誰よりも好きだった
でも
さようなら
僕のでこぼこにあいた心のあなを
あなたは愛おしむようになでた
僕のでこぼこにあいた心のあなを
ひとつひとつうめていくように
パズルのピースをあわせるみたいに
あなたは僕の知らなかった大切なことをいくつも教えてくれた
僕のでこぼこにあいた心のあなは
あなたによっていつしかつるんと平らになっていた
そしておとなになった僕は
あなたが僕にしてくれたように
今目の前にいる心がでこぼこの女の子に
僕の知っているすべてのことを教えてみようと思う。