表示件数
0

天使

さよなら、美しき世界
さよなら、愛しき日々

白い翼の“元”人間は
雲の狭間で優しく哂う

0

全部本物

嘘の自分とか
本当の自分とかっていうけど
本物も偽物も無いと思う
だって、いつだって君は君で
僕は僕だから

人によって態度が違っても
それはいろんな自分がいるってことで
それは全部本物だから

0

No music No life #8 アディショナルメモリー

結月視点


満月のあの日から数日が経った。
まだはっきりとはわからない。
時雨ちゃんは元に戻るのか、涼香はこのまま生き続けられるのか。僕にはどうしようもない。そう思ったが、僕を助けてくれたあの二人が、辛いのは嫌だ。今度は僕があの二人を助けようと思った。僕はあの二人が大好きだから、今僕がここにいるのは、二人のおかげだから、僕が助けたいと思った。





時雨視点


最近、どうもおかしい。断片的に記憶がない。しかも、夜の間だけ。どうしちゃったんだろう、私。でも、時間が経って行くほど、どんどん記憶がない時間が増えている気がする。
それに結月の元気が最近ない。どうしてだろう。

涼香も守れずに、のうのうと生きている私は結月も失うのかな。そのうち、美月も玲も離れて行くのかな。でも、失いたくない。守らなきゃいけない。今度こそ。

私が私を失ったって。
私がみんなを失う方が嫌だから。
私なんかに守れるかわからないけど。


『時雨ちゃん、私なんかって言わないで。』
時雨ちゃんは誰よりも素敵だよ。自分に自信持ってよ。自分のこと認めてよ!』

いつかの夕暮れの中で結月に言われた言葉。
私が守らなくてどうするんだろう。

ああ、また支えられてばっかじゃん。
結月の方が何倍も辛い筈なのに。

私、頑張るから、みててね。
涼香。



【続く】

0

君らしくあれ

君が君でいることを強制するような世界なら
僕は君をその世界から逃がしてしまいたいんだ
だってきっと、世界から強制された君は君じゃないんだから。

君が君であることを強制するのなら
僕はそれを止めることはできない。
決めたのが君であるのならば、僕が何をしたところで結局は無駄だ。

けれど、僕は。

君が、ただ君であればいいなって、そう思うよ。

0

はじまるまえに

終わらせようとしたら
怒られてしまった
わたしの気持ちを思い出したいよ
君が好きだって

0

( ˙꒳​˙ )ファ

インターハイ
テスト休みも返上で
中間テストがなかなかの危機…

1

ミラーワールド

あんな滅茶苦茶な運営はそうそうないけれど
世界を再現し、シンプルに分かりやすくしてくれたのはありがたい

鏡も現実もあんなもんだ
人が人を蹴落として
誰もが生き残ることしか考えてなくて
みんながみんな、心に化物を飼っていて
慈しみなんてまやかしみたいなもので
いつも満たされなくて、終わらない

消えてしまうのは負けたから
どこでだってそう
居場所なんてなくて
勝ち取らなきゃならなくて
でもどれだけ勝ち進んでも最後に待ってるのは無惨な死で
知らぬ間にそんなところに放り出される僕たちは
何かそれ相応のことをしたのだろうな

0


って辞書で調べたらはかないものって出てきた
暗いイメージしかなくて
そんな言葉似合わないって思った
はかない
って辞書で調べたら長く続かない・むなしいって出てきた

調べてる時一番にあなたに伝えたいって思いながらページをめくってた

あなたに言ったら
じゃあ友達も幻だ
って

私たちはなんてゆう言葉がにあうの
やっぱり幻かな

2

あるひとのレスに

ああ ここじゃなかったな
愛の間に割って入った
この心中を誰か察してくれ
泣きあって抱き合って泣きましょうと
まさに愛を育むそのなかに
こんなどうでもよさげな気持ちと言葉を
挟み込んではいけなかった
そこまでいけていないのに
言葉も行動も軽々しい
そんな男の両サイド
輝かしくも重厚なふたり
美しさのなんたるかを語る
ふたりの詩人のなかでひとり
女子校の踊り場に立つような場違い感
愛か恋かもわからんやつが
コアラを見たような顔で突っ立っている
いっそのこと羞恥心ごと
擦り切れてしまいたい
削り取ってしまわれたい

0

ばいばい

君とはうまくいかない
趣味なんかが全然違うんだもの
私が好きなものをあなたは知らない
お互いに知っていくなんて時間は
もう終わっていたの
好きだって私が言ったら
ごめんなさいって

言って