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UFOの落ちた夏(6)

 だいぶ歩いたかな。そう思って、ふと上を見上げる。真っ赤だ。
「……どこへ向かっているの、とか聞かないの?」
 私はある場所へ向かっていたのだが、宙は黙って付いてくる。だから私はそう聞いたのだが、あくまで宙は平然としていた。
「じゃあ、どこに行くの?」
……ほんと、可愛くないやつ。私は、自分で振ったくせに無視。宙はまたもや憎たらしい顔をして嘲笑った。
「姉ちゃん、いじけた!その年でいじけた!」
 そう言って走る。今度は、笑いながら。
「ちょ、こら!待ちなさい!宙!!」
 叫ぶ私も笑っていた。なんだか弟ができたみたいで、とっても楽しかった。

続く

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変わる

世の中変わらないものはない。
人も物も状況も環境も好きなあれやこれも…

でも変化って怖い。
変わらないでほしいと願うこともある。

でも願っても自分の力じゃどうしようもないこともあるから、だったら悩む時間を有意義に使いたい。

ポエムというか、自分に言い聞かせてる言葉です 笑

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To be continued...

そろそろ、あのコーナーをやりたいです。
次回予告は今月中の予定です。

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UFOの落ちた夏(5)

__私と同じ名前。もっとも、私は青空の空で“そら”だけど。だが、それで少しだけ親近感がわいた。
「宙君、どこから来たの?」
 宙は答えない。
「宙君、これを運転してきたの?」
 宙は答えない。
「宙君、どうしてここに来たの?」
 宙はだんまりを決め込んだらしい。先ほどまでの威勢はどこへ行ったのだろうか。
 態度や様子を見ても、どうやら宇宙人ではないようだ。だとすると、この年頃は難しいのかもしれない。
 私はため息をつき、
「さっきは叩いて悪かった。痛くない?」
 くしゃっと頭を撫でた。

続く

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憧れは遠く

私が見ているのは君じゃない。
君と、彼女との関係性なんだ。
羨ましくて、眩しくて、目を細めては憧れて。
でも分かってるよ。
私には、手に届かないことくらい。

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夜の住人

 君は夜の住人なのか、
 と問うた。
 夜の住人は夜が好きなのか
『昼の住人は昼が好きなのか、
 黒の住人は黒が好きなのか、
 泥の住人は泥が好きなのか、
 君の世界の住人は君の世界が好きなのか、
 君は、では君が好きか
 ……それと同じこと』

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別に元気な人じゃないだろう
でも言葉の画、端々から
辛い気持ちが漏れ出るものではない

伝わらなければいい

と言ったって、でも

……ああ、
これ以上は我儘になってしまうけど。

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夕焼け或いは朝焼けのこと

そらは鈍色
うわのそらのあなた
じゃんけんしてもグーのまま
ならあなたからキスして
いまわたしが勝ったじゃない

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誰!その女!ってやりたい

彼女欲し〜。彼女居て誰その女!浮気したんでしょ!ってやりたい

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後悔

恨むことなんて出来ないし
嫌っても嫌いきれないよ

失敗する、って分かってた。
恋なんて、しなければよかった。