「ハブ ア ウィル」今日中に最新回投稿できないです…待ってくれる人、ごめんなさい…
溶けたらもとには戻らない
何なら甘さは増すばかり
フルーツの甘酸っぱさなんて感じない
珈琲みたいに苦くもない
ただときにしょっぱいあれが
やめられないやめたくない
だからまた買い足しに行こうね
もうないなんて言わないで
うだるような暑さもゆらめいた陽炎も
全部隠してしまおう。
本音と嘘、君の全てを
雪景色に閉じ込めてしまおう。
季節外れね、と君の声がした
砕けたグラス掃き落として
時計の針がさわぎだしてる
世界が終わった その後だけど
俺らまだ ビバップ ヤりたいんだ
テレビ 砂嵐 ラジオ割れて
壊れたラブ・ソング 爆音 響く
東京 グッナイ そしてさよなら
エンジン音で 床 跳ねるのさ
パーティは終わらない
パーティは終わらない
パーティは終わらない
いつまでも
世界を踏みつけた でっかい素敵なの
こすられすぎた レコード キスして
ススでやられた 黒い天井
でかいギタリスト ちょっと狭そう
夏の終わりには いつも思うんだ
奴らのせいで ロックが死んでく
ロックンロールは無くならないけど
ロック・スターは殺されちまった
パーティは終わらない
パーティは終わらない
パーティは終わらない
いつまでもさ。こんな風に
いつまでもさ。こんな風に
文化祭の三次会?
ちゃんと親に言ってあるのかぁ?
晩御飯は
食べてきた
シャンプーは?
お前のがあるか
パジャマ
学校のジャージ
そんなことより
布団布団
ないよ
四人だろ
二人で寝る?
残り二人は?
えっ?
……お父さんどこで寝るんだよ
文化祭マジックなんて無いけど
繋がっていたいと思う
満足はしない
ずっと笑っていたい
私にも綺麗な月が見える
そんな日を願う
ある日の朝目覚めると、時間が止まっていた。
こんにちは皆さん、伏見清次です。
何を言っているのか分からないと思う。僕もよく分かっていない。けど、外の様子を見たところ、どうやらマジに時間が止まっているようなのだ。空の鳥は空中に固定されているし、自動車も全て動いていない。歩行者(止まっている)に話しかけてみたけども、やはり反応無し。
では何故僕が動けているのかというと、昨夜懐中時計手に持ったまま寝落ちしたからだ。何故そうなったかは聞くな。『時間に縛られずに行動できる能力』がある。
しばらく街を探索していたところ、僕と同じように動いている人間を見つけた。何と驚き、皆さんご存知、安芸華世さんですよ。
「やァお華さん」
「あれ、チャチャさん。動けるんですね」
「うん。懐中時計の能力」
「懐中時計持ってるんですか?格好良い!」
「そうかい?ところで、これは君が止めたんじゃないんだな?」
「はい。誰なんでしょうね?」
「分からない。にしても長過ぎないか?もう体感三時間くらいは経ってるぜ」
「おー。……あれ、もしかして今、私たちこの世界に二人っきりですかね?」
「えっ、ん、んー……、いや、これをやった奴がいるから最低三人な筈だ」
「今どこか分からないじゃないですか」
「それもそうか。とりあえず早くもとに戻してほしい」
「あ、そうだ!」
「お、どうした?」
「チャチャさんって、一人暮らしなんですか?」
「え、そうだけど」
「お家に連れてってください」
「ごめん、どこでどう繋がればそうなるんだ?」
「私、犯人はチャチャさんの回りの人だと思うんです」
「何故?」
「だって語り手が……」
「分かった。それ以上言うな。つまり僕に関わる場所にいるだろうと?」
「はい、という訳で」
「ええ……。あー……分かった。けど君、あんまり不用意に男の家に行きたいとか言うもんじゃないぞ?」
「チャチャさんのこと信じてるので大丈夫です」
「お、おう。じゃあ行こうか」
これからもずっとこうやって
だめになっていかないかい?
僕達だけが知ってればいいよ
ほんとのことは。
「逃げだ。」
そうだよ。
「ばかだ。」
わかってる。
だからもうさ、
くちだしすんな。
諦めないことはうつくしくて、だから、もう光らない星、朝の雨、髪を切ったきみ、そういうすべてがとてもすきだ。あいしてると言えない、ただそれだけのせいで、たくさんの不格好な飾りに埋もれていく。こんなふうに消えるために生まれたわけじゃない、透明になれないものばかりが叫んで、勝訴勝訴、勝訴。それでも痛みは権利だ。3周まわってひっくり返った世界なら、出会わなければよかったなんて思わない。
みんな歩く
みんな泣く
みんな笑う
みんな嘘をつく
みんな謝る
人はみんな同じ
みんな 人
一番大切な時に
どうして貴方はそばにいてくれないの?
前に
ずっとここで待ってるから、って言ったくせに
バカにされて嬉しい人はいない。
そんなのわかってるけど
貴方はわたしにこういうのね。
今日もホテルの一室で
変わらず私に愛の言葉を囁くの。
耳元が心細いの。だから
はやくこっちへ来てください。
なにかの理由を
性別や年齢で片付けるなんて嘘でしょう
本当にそれでいいの、
それは僕の要素のひとつでしかないよ
もしもわたしが雲だったら
世界中の空から たったひとり
わたしを見つけられるっていうの?
ひとつなにかが変わっただけで
きみに出会えない人生なんて嫌だ