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今日の気分

なんか朝からづ通がひどい。
これ、三日目だよ。
もう、いい加減にやめて

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世にも不思議な人々㊵ 歩く人・見せぬ人その3

「流石にまいたか!?」
「やめろヨースケ。あんまりフラグを立てんな」
ええ見事にフラグです。そんな二人にあの大男がものすごいスピードで突っ込んできました。
「ぎゃっ!」
「うおっ」
「よっしゃぁ……捕まえたぜェ……」
「くそぅ……。やられたー……」
「ヨースケがフラグなんか立てっから……」
「よし、ようやく捕まえたぜ。ちとボロボロになったけどな」
「いやいや貴方、ボロボロというよりグチャグチャですけど……ぅぇ」
ヨースケの言う通り、大男の両脚と右腕はグロ注意な感じでグチャグチャになっていました。
「何、問題無い。俺の能力は『あらゆる事象が己の害にならない』能力だからな」
ところで、痛覚というものは生物への損傷がその生物にとって害になるからこそいち早く危険を察知するために存在するものである。故に危険が存在しない彼には、能力の影響で痛覚が存在しないのです。
「いやそれはどうでも良いんだ。こっちが見てて気持ち悪くなるから何とかしてくんない?」
ヨータローがつっこみます。
「おお。じゃあ俺を家まで運んでくれないか?あいつは多分今日もいる」
「ええ……。それは良いけどさぁ……。ヨータロー、どっちが右側支える?」
「俺は嫌だぞ」
「俺もだよぉ……。あ、そうだ。その『あいつ』とやらをここに連れてくりゃ良いんじゃね?文脈的にお前をどうにかできる奴なんだろ?」
ヨースケの提案に大男もヨータローも感心。
「その手があったか。じゃあ、三組に不登校が一人いたろ?あいつが多分今日も俺の家に居るはずだから連れて来てくれ」

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あぶない

あたまが
くらくら
からだが
ぐらぐら
ほどけた靴の紐をにぎって
ふらふら
ゆれる電車のなかで
くらくら
ぐらぐら
ふらふら

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メッセージボトル

私はずっと流して
君に届けようとした
メッセージボトルは揺れていた

ごめんなさい
補色が好きな私が
パステルカラーが好きな君に
恋しちゃダメってこと知ってたのに

思い上がって好きって言って
陸の君に会えるかなって
船から乗り出して
海に飛び込んだのに
息が苦しいや 泣きそうだ
溺れて死ぬかな?引き上げてくれるかな?

好きなのに、好きだったのに
なんでこんなにしょっぱいの?


やっぱり私は潮風しか愛せない