今朝、変な箱がポストに入っていた。
表紙には安い印刷で「じんせい」の文字。その脇には、
「愛、友情、恋愛、楽しくて幸せな生活がここに!」
「生きる喜びを体感せよ!」
なんだこれ。気持ち悪い。外から中は見えず、振ってみても何が入っているかは分からない。なんの身に覚えも無かったので、嫌がらせだろう。開けずに箱は置いておいた。
パートに向かう時間になり、母親が部屋に入ってきた。
「行くついでに捨ててくるからゴミを出せ」と。
大きい袋にゴミ箱をひっくり返してガサゴソやってると、
「なにこれ。」なんて言いながら母親は、床に投げ捨ていた箱を躊躇なく開けた。
「ああ、それ朝………」
!
急に腹が立ってきた。死ぬほどムシャクシャしてきて机を叩いた。かと思えば、急に寂しくなって、そして悲しくなった。床に崩れ落ち泣いた。情けなく喚き散らした。そしたら何故か恥ずかしくなってきて、泣くのを堪えた。辛い。苦しい。逃げたい。逃げたい。死にたい。するとそのうち、何に対しても乗り気がしなくて、だんだんと退屈になった。つまらない。つまらない。何も楽しくない。
やっぱり幸せなんて入っていなかった。
だれか
時間のたたない空間を
作ってはくれないだろうか
怖いんだ
大人になるのが
恐いんだ
今の幸せが終わるのが
こわいんだ
この幸せの次は、とてつもない悪夢が待っているような気がして
切ないんだ
この日が終わるのが
刹那いんだ
いつかは君と別れなければいけないから
せつないんだ
何が切ないのか、
何が怖いのか、
何が不安なのか、
何もわからないから。
親:「おい、勉強したか?」
○○:「さっきも聞いてたよ、その質問。」
親:「したかどうか聞いてるんだ。」
○○:「だからしたって。」
親:「だからってなんだ。『しました』でいいだろ。」
○○:「はい、しましたしました。」
親:「返事は一回って習わなかったのか?」
○○:「し・ま・し・た・よ」
親:「なんだその口の聞き方は。それが目上の人に対する言葉か」
○○:「なに、目上って。」
親:「俺はお前より年上で、お前は少しは尊敬しなければいけない」
○○:「は?父さんを尊敬?なんで?」
親:「お前は俺を尊敬してないのか。親は敬うものだ。」
○○:「でも父さんは敬われる人じゃないと思う」
親:「……どういう意味だ」
○○:「敬うべき人は、すばらしい、手本にすべき人のことなんだよ。『習わなかったのか?』」
親:「………」
長い長い道半ばで
私の顔は汚れてしまっていた
震える声は弱さを表す様だ
いつも偉そうに笑うあいつも
泣き虫で優しくされているあの子も
温かいモノが離れた時
人は寂しさを感じるんだ
笑えなくなった時
人は悲しい顔でそっと布団に潜って
眠る
怠い怠い道半ばで
僕は色んなことを覚えました。
深い傷跡を引きずりながら
癒しを求めてはまた妬んでしまうんだ
いつも無邪気で笑う人気者も
本当は優しいあの子だって
暖かい日だまりが離れる時
人は寂しさを感じるんだ
大丈夫じゃないのに
無理に「大丈夫」と言ってしまう
君は
本当は辛さなんかいらないし
妬みたくもなんかないよ
でも心が勝手に動き出す
空っぽの自分に気づいた
すべてを愛すために歩いていく
哀しみもいつかは受け容れる
ワタシ侍 癖のある声で
蝶々がいつもより楽しそう
壊れた空気の下の方
冷たくなった ひまわり
蝶々超々 綺麗な熱さ
もっときかせて 世界を止めて
飛び交った 銃弾が
好きだった 笑い顔
3センチ 無くなって
苛立ちが滴った
蝶々超々 あのこに止まれ
お花みたいに 一緒にいてよ
蝶々超々 不思議な気持ち
世界を壊せそうな気がする
蝶々超々 明日は来ない
それでも俺の隣にいてよ