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次は終点、奈落の底です

乗り過ごした恋も
駅のホームに捨てておけば
拾得物のところにあるパスタとおんなじ。
これまでの後悔、捨てたこの身も
3年以内ならとっといてくれるはず
わたしが朽ちても心は変わらないって?
…どうせ朽ちたら置いてくくせに。
この飴であなたの口を塞いだら?
…また乗り過ごすかもしれないね。

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音階

ひとりで布団に突っ伏しながら
いつのまにか迎えていた19歳
もう何度目かもわからない眠れない夜に底をついたお気に入りの眠剤
半年を待たずに失った信頼
選べない未来 嫌いなものは見たくない
伸ばした長い前髪のなかに隠した目玉
軋んだ身体といつまでも重い目蓋
濡れた枕 先ずは口を開かなくちゃ
言葉なしじゃなんも伝わんねぇ世の中

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そっか。

気づいたら失っていた
大切なもの
私は気づけていなかった
手のひらから零れ落ちていくんだ
君との時間
ずっと続くんだって無条件に
信じ込んでた私は馬鹿みたいだ
そんな私を君は何を思いながら
見てたんだろうね
泣きたくなるような空の下
君は無理して笑ったんだ
空に願えばきっと叶う
なんて誰が言ったんだっけ 
きっと私には手の届かない
お偉いさんだよね
こんな事言ったら
君を困らせるだけだって
わかってるけど止まらないんだ
それだけさ、
君が僕に与えてきた物は
大きすぎたんだ
あまりにも君がくれたものは
多すぎた
君が残した有余
終わりが見えてしまった道
いつかは来ることわかってた
でもこんなに早いとも思わなかった
僕が甘かった
ねぇ、僕はいつになったら
君の前で笑えるかな
今はただ降り注ぐ現実の雨に
打たれることしかできない
君がいなくなる前に
僕は君のくれた幸せをもって
君と笑い会いたいんだ

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話しかける勇気

私は君の彼女でもなんでもないのに、
君が他の女子と話してると
ヤキモチ妬いちゃうの

ドキドキしちゃうし
勇気がでないからって
自分から話しかけられないくせに

けど、
君ともっと仲良くなりたい
君のことを知りたい
いつか想いを伝えたい
そう思うんだ

だれか私に勇気をください

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終わりなき旅を
この身いずれ尽きる存在なればこそ
決して尽きぬ、人の言葉なればこそ
無限の彷徨
夢幻の方向へ
端緒はただ、あなたが中にのみ

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ハブ ア ウィル ―異能力者たち― 作者からのお知らせ

どうも「ハブ ア ウィル ―異能力者たち―」の作者です。
明日でテスト2週間前になるので、しばらくの間…10/23まで投稿はお休みしたいと思います。ちなみにテスト自体は10/19までなのですが、20は日曜で掲示板が動いてない事、21・22と宿泊研修があって投稿できないのでいつもより長めです。…いつも楽しみにしてる方ごめんなさい。でも必ず帰ってきます!
ではまた10/23に、ここでお会いしましょう。さらば!

P.S.ショートストーリー選手権参加してみたかったけど…思いつかなかったから無理でした。でもまた機会あったら参加したいな。