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秋雨

雨はひやりと僕を貫く

金木犀の香りは好きだったのに
今はなんだか噎せ返りそう

甘いあまい、あぶないあぶない。

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今日は

今日は嫌な1日でした。
だから明日はいいことがあります。
がんばれ自分

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自己嫌悪

頭を叩く音が響いた
自分で叩く音が響いた
君を助けられない馬鹿な私を
私は許せなかった
助けたいのに困らせる私が
自分で心底嫌になった
近づけば近づくほど
嫌われると思った
ばか、バカ、馬鹿!
私が1番馬鹿でした
だからごめんね
恋してごめんね
恋心はもうさよなら
これからは今まで通り無理かな?

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NO MUSIC NO LIFE #9 ワルシャワの夜に

結月視点

 「瑠衣、僕多分お前の姉ちゃん知ってるよ」そう言えば、瑠衣は瞳を輝かせる。「ホント⁉」と言う彼女に素直に頷いた。玲に何も言ってないが、大丈夫だろうか。瑠衣が玲の姉妹だと決まった訳ではないし。まあ、会わせてみるだけ会わせてみるか。玲の部屋のドアをノックする。「はーい」と声が聞こえて、ドアが開く。「あのさ、急なんだけど、玲って妹とかいない?」そう尋ねると、一瞬顔を険しくする玲。「…分からないんです。でもいつも誰かの温もりを感じていた気がするんです。はっきりと思い出せないんです。」そう言い放った玲は下を向いていた。「ねえ、こいつは?」と尋ねながら瑠衣を玲の目の前に連れていく。玲は眼を見開き、瑠衣は満面の笑みを浮かべた。その次の瞬間、瑠衣が玲に抱きついた。「玲お姉ちゃん!ここにいたんだね!」そう笑う瑠衣の表情は姉との再会を喜ぶ少女そのものだった。一方玲は、固まっている。「大丈夫か?」なんて声をかければ、「は、はい!!」という返事が返ってくる。僕は瑠衣にこう言った。「さっき会った、二人のとこ行ってて」と。「えー、お姉ちゃんとお話したい!」と言う瑠衣。「後で、いっぱい話せるから」と言って瑠衣を退出させる。
 「大丈夫か?あいつの事分かる?」この質問に玲は「あの子の温もりを知っているような気がするんです。…でも、思い出せないんです。何でですかね…」こう言った。とても苦しそうなその表情。僕は玲に何をしてあげられるだろうか。

玲視点

 どうして、瑠衣がここに?…あれ?瑠衣って誰?どうして結月さんが連れてきたの?もう、何もわかんないよ…。
困ったような顔の結月さん。ああ、困らせちゃった…。大丈夫かな。

【続く】

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Stay

So Stay
私を離さないで 思い出のあなただけじゃ切なすぎる
刻む時計の針、記憶 流れる季節も
この世の全てよ
So Stay
私を独りにしないでよ

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これが神からの罰だというなら
僕の存在ごと罪の海底へ沈めて欲しい

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気分は下降線
雨の日になんていい事無いさ
そういう誰かの隣で
傘も持たずに楽しそうに湿った雲の下で輝く君

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独断と偏見による人間の評価

容姿の良い人間は性格に難がある。
性格の悪い人間は何かで最低でも一芸に秀でている。
容姿に自信が無いと公言する人間は信用してはいけない。
自分を嫌っている人間は誰よりも信用できる。
前科の無い人間は不安要素。
前科のある人間こそ安全(この場合の『前科』とは犯罪ではなく何かしらの失敗をやらかした経験のことを指す)。
ながらスマホをする奴は敵。
便宜上『友人』と呼ばれる人間の九割は友人ではない。
親しい人間の中である程度仲が悪いがそれでも縁の切れない人間こそ本当の友人。
楽しく騒がしい人間は良い人間。
ただただ姦しいだけの人間は悪い人間。
歩きスマホをする奴はもう駄目だと思う。
自転車に乗りながらスマホをいじる奴については最早人間じゃあない。

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告白

告白するとき
相手に「好きな人いる?」って聞くのが自然でいいみたいなこと聞いたけど
そんなのまるっきり嘘じゃないかな

好きな人いる?って聞いて
返ってきた答えはYes
ここまででやめておけば良かったんだ
何組?って聞いた私に君は3組って言ったね
私は2組なんだよな
そんなこと聞いて告白なんてできるわけないじゃん
告白する前にフラれちゃったじゃん

君に言いたかったんだよ
「好きです」って
聞いてほしかったんだよ
溢れる想いを
けどもう諦めます

大好きでした

幸せになってね

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呪い

「一生懸命やれば必ず報われる。」
「何かをやり遂げたら自分のためになる。」
「苦しくても乗り越えれば自分を好きになれる。」
「変わりたいと思えばなんだってできる。」

「一生懸命やっても報われないことはある。」
「成功した人なんてほんの一部。」
「輝かしい功績だけがクローズアップされてる。」
「できることは限られてる。」

なにが正しいの?

「わからないのは、きっとまだ君が……。」

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メッセージ

君に出会って私は少し幸せになって
私の生きる価値全部が君になって
君のおかげで生きられて
君のおかげで死にたくなった
壁を壊したのは君で
壁をつくったのも君だった
「好き」も「会いたい」も何度だって言った
そのうちに特別に特別になっていって
そうなったら君は私といられないと言った
何度も泣いた、涙は枯れなかった
空を見ているのは私だけで
君はとっくに他の人といて
悔しくて仕方なかった
君のいいところを誰にも知られたくないなんて
わがままばっかり自分の中で大きくなった
近づいては傷ついた
離れてても傷ついた
それでも君しかいなかった
傷ついても傍にいたかった
君の笑顔を見てみたかった
君の声を聴いていたかった
君に触れたかった
君を守りたかったのに
私は