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相談

お話聞くだけそれしかできない
君の痛みも私には言葉にできない
解決策なんてわからないから
それなら最初から聞くべきじゃなかったと
相談聞くよと
いい子ぶった
偽善者の私が心で囁いている
いつも

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口づけを

You never do not try me at any time. At any place, l shout out "KISS ME".

一番最後に教室を出れば
辺りはもう暗くなって
貴方の顔さえよく見えない
忘れかけた路地裏の
切れかかった蛍光灯は
唇だけを青白く照らしてる
さあ、誰もいないここで口づけを…

貴方のバスはまだ来ない
テールランプが街を染める
金曜の渋滞 飛び交う
クラクションの音が
私の衝動をかきたてる
ほら、人目なんか気にせず
口づけを 口づけを 口づけを…

You never do not try me at any time. At any place, l shout out "KISS ME".

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世にも不思議な人々68 殴る人その2

その日の帰り。
(ふむ、通り魔、か……。凶器は鈍器の類なんだろうな、殴り殺されてたって話だし。ってかあいつはなんで分かってたんだ?あ、あいつなら何もおかしくないや)
そんなことを考えながら、那由多がある街灯の下を通ったとき、向こう側から一人の男が歩いてくるのが見えた。背丈190cmほどの長身だ。
二人がすれ違いそうになったその瞬間、男が殆どノーモーションで殴りかかってきた。
「なっ……!」
那由多は咄嗟に持っていたギターケースを盾のように構え(那由多は普段能力発動のための刃物を全てギターケースに入れて持ち運んでいる)、更に後方に跳ぶことで衝撃を和らげた。しかしその威力は恐ろしく高く、数メートル吹き飛ばされ、ギターケースはひしゃげてしまった。
「誰だお前!まさか!お前が例の通り魔か!」
那由多が何とか停止して叫ぶ。
「何だ、もう広まってたのか?すげすげ」
対する長身の男は楽しそうに応える。そのまま一瞬にして距離を詰めてきた。那由多はその拳を相手の懐に飛び込むようにして回避し、そのまま相手の背後5m程まで滑り込み、再び男に向き直る。しかしそのときには既に、男もすぐ側まで拳を迫らせていた。
「ぬわっ!」
それを仰け反ることでギリギリで躱し、後転しながら距離を取る。しかしそこに男の踵落としが降ってくる。それを横に跳んで回避するも、次は回し蹴りが飛んでくる。
「うおああああああああああ!!!!」
 その回し蹴りを跳んで躱し、続けて飛んできた右ストレートに回し蹴りを合わせ蹴りの勢いで回避する。

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柔らかいボールと鋭い針

あなたの言葉は
私以外のクラスの人には
柔らかいボールとして胸に届いたかもしれない

でも
私には固くて鋭い針として胸に届いた
あなたは知らないんでしょう
その言葉で私がどれだけ
苦しんで、
泣いて、
辛いと思った日があったか
6/26(水)4時間目の道徳
こんなに時がたっては、
その言葉を覚えてさえもいないのではないかと思う
覚えてるか、確認したいところだけど
それも出来ない
なぜって、
私が弱いから

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日常

きみに話したらどう返してくれるかな
なんてお話したいときには
もうきみはいないんだね

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心が自分の大声で割れないうちに。

いろんな人が居て
色々な色を魅せる
怖がらなくていいの
あなたもわたしも違うから
だから怖がる必要なんてないの
叫べども届かない
手を伸ばせども気づかれない
その心が自分の大声で割れないうちに
誰か、誰か、
大嫌いな太陽とおともだちになって
君は君とおともだちになるところから
はじめていこう。

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偽造の水面。

すこしさみしい
水面に映る 自分の顔
よろよろと人差し指で 触れてみた
連なる波紋に 歪んだ顔
その方がなんだか安心したんだ
人と交わってさみしくなる
治しようもない この感じ
誰も悪くない
誰も悪くない
わたしの頭が社会をつくる
偽造の社会を

誰も悪くない

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1人

大人数で遊んで
めちゃくちゃ楽しくて
また明日って
言ったあとの
1人の帰り道

寂しさ半端ない
楽しければ楽しいほど

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言葉の呪い

我々人間は生まれてすぐに既に呪いをかけられている
その呪いとは言葉だ

という言葉がある

僕らがどう育ってどういう性格でどういう人間か
それは周りの人間の言葉で全て決まる
言葉を知らぬうちは自分の思うままにはいかない

でも言葉を覚えて使えるようになり
そして調べるということができるようになった今

我々はどうにでもなれるのだ

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好き

人を好きになってはいけない人がいるなんて
知りたくなかったけれど
それが私だからもう仕方ない
さよなら

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経験者だから分かること

世界は平等ではない。
私の学校も平等ではない。

先生(大人)は欲にまみれ
面倒くさい、弱い生徒には いじめをする。

これは、大人がやっていいのだろうか?

そして、この学校が教えているのは
『いじめはしてもいい』と
言うことなのだろうか。