表示件数
0

星屑。

何もなくなった時
何か始めれば思いもしないような
優しい出来事が起こるものです

神様は優しいだとか
ツンデレだとかわからないけど
晴れたり雨降ったりしてる空も
きっと悲しいこともあるのかもね

見つけたらすぐに失って
笑ったらすぐに巻き戻し
なかなか前に進めないけど
明日はやってきてはきみを前に押すの
心配せず朝を迎えよう

またきらきらな星を見て
汚い私を照らしてる
眠れない間もきみとわたしは
こうして夜を繋いでいく

0

大人

僕の気持ちに気付いた時にはもう遅い。
大人なんて、もう頼らない。だって。
僕が何を言っても話してる事じゃなくて、 
勝ち負けの事になるし僕が何を言っても
聞いてくれない。僕の考えた事なんて無駄な事
だってただのゴミだって!そう思ってるんだ。
僕は大人なんて利用してやる!いちいち罵声を
出して言い合うなんて面倒だ…。勝手にやってろ。話す時は素直で従順な振りをしておけば良い。
どうせ大人なんて何言っても聴かないんだし。
自分が自立出来る様になるまでの付き合い。
後はもういらない。

0

君の言葉はどっち?

言葉には二つある。一つ目はそのままの
ストレートな言葉。二つ目。それは潜在的に
語りかける。暗号の様なテレパシーを使って
話す言葉。君の言葉はどっち?

0

ここは世界の一番下
何をしても僕の行く手を阻んでくる
四方八方囲まれてる
出れない。
助けてなんて叫んでも誰も助けに来てくれない
壁なんて殴れるわけない
返り討ちになってしまう
もう上に登るしかない


ここはカーストの世界だ

0

緋い魔女 Part5

「…ていうか、何で報酬に”俺”を要求した?」
”使い魔”からの質問に、少女はぴた、と足を止める。
「やっぱり有名な魔術師の”最高傑作”だから? それとも…」
「別に、お前なんか欲しくなかったけど?」
想像の斜め上の発言に、…はぁ⁈と”使い魔”は叫んだ。
「大体、私に何か依頼してくる魔術師はねぇ、単純に自分の手元では手に負えない面倒ごとを、今話題の”緋い魔女”に解決してもらおうって考えてるのよ。魔術の世界で”神童”だの”魔女”だのって呼ばれてる魔術師が、自分の元に来るだけで立派な自慢にもなるし」
少女はくるりと振り向く。
「この間も1つ依頼を引き受けたのにまた依頼。しかも今度は面倒くさそうな精霊退治。だから、依頼を引き受ける代わりに報酬で、そこに”置いてあるだけ”になっている使い魔が欲しいって言ったら、依頼のこと考え直してくれるかしらって思っただけなんだけどね」
「でも実際、あの男はお前に退治を依頼したじゃねぇか」
”使い魔”は真顔で言う。
少女は、そうねぇ、と呟いてさらに続けた。
「…でも、少し気になっていたのよ。遠い昔、”孤高の天才”と謳われた魔術師の”最高傑作”がどんなものなのか。だから別に、お試しでも”マスター”やっても良いって思ってたわ」
…ふぅん、と”使い魔”は返す。
「まぁ、お前を報酬にしてもしなくても、あの依頼を受けるならお前を借りるつもりでいたわよ…その逆さ十字の耳飾りを見た時から」
少女はそう言ってにやりと笑った。
”使い魔”は、あのクソ野郎…と腹立たしげにつぶやいた。
その様子を見て少女はクスクスと笑う。
「造った人のことをそんなにひどく言う使い魔なんて初めて見たわ…まぁあんな悪趣味な名前を付けられたらねぇ」
その言葉を聞いた”使い魔”は少女を強めに睨みつけた。

0

これからも

だいすきだよ

どんな道をゆこうと

ずっと