すぐに感情的になるような人は単に洗練されてない自然に近い人。その手の人から受けたダメージは自然災害から受けたダメージだと考えたほうがいい。自然を相手に文句言ってもしょうがない。
わたしは森のパン屋。お客は熊さんや、りすさん。熊さんは蜂蜜でお支払い。りすさんはどんぐり、くるみでお支払い。
まあ、当然赤字だよね。
*
あれ。熊さんとりすさんが、けんかしてる。さっきまでパンを半分こして仲よく食べていたのに。
どうしたの、けんかは駄目だよ、って間に入ったら、りすさん。
「だって、熊さんが、神様なんていないって言うんだもの」
「いるわけないだろ。だいいち見たことあるの?」と熊さん。
「そりゃ……ないけど」と、涙ぐむりすさん。
わたしはりすさんに言った。
「神を否定されてむきになるのはお前の信仰心が足りないからだ」
*
パンが作れなくなった。資金が底をついたのだ。
冬がやってきた。
熊さんが、飢えて死んだ。遺体は、りすさんと半分こした。
わたしは毛皮でセーターを、内臓で漢方薬をこしらえた。
りすさんがどのように活用したのかはきいてない。興味もない。
自分は考えた。人という存在について。人は
心がある。AIの様に合理的で完璧ではなく
動物の様に快楽に流され。ただ楽なほう楽な方に
流される。それが動物。では人って何?って
自分は人に成りたい。
人は心と知性。感情と品位の存在。
声を上げて、感情を表現して、
知性を高める。品位を守る。
自分は人間という存在になる。
幸せって何だろうってふと思った時
1通のLINEが届いた
『おはよ、今日も頑張ろう』
1日の始まりに大切な人からのメッセージ
これが、幸せなんだって
自分の気持ちに気づいた時に実感した
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遠くを眺めた私は
山を見つけた。
こんなに大きくなったのか。
うれしいことが少ない日だけど、
ちょっとの事で嬉しくなれる。
ようやく終わる1日が、
うれしく思う。
すきのない1日だけど、
きょうまでここで生きてきた。
ああ。今日、やっと。
りんごジュースになれる。
がんがんに冷やした私は、
とくとくつがれて貴方のもとへ。
うれしいと思うのは貴方に飲み干してもらった時
なのだろうな。
親や教師は「卑屈になるな」と教える。
しかし卑屈にさせているのは親や教師ではないか。
親や教師は「夢を諦めるな」と教える。
しかし夢を諦めさせているのは親や教師ではないか。
親や教師は「嘘をつくな」と教える。
しかし親や教師は平気で嘘をつく。
親や教師は「人を信じろ」と教える。
しかし親や教師は子供を信じない。
親や教師の言っていることはひどく理不尽で横暴だ。
子供がそんな親や教師を信じていたら、子供は一体どんな酷い大人になっていくだろうか。
あなたたちのその音
あなたたちのその言葉
あなたたちのその愛
あなたたちのその温かさ
あなたたちのおかげで
今までモノクロだった私の人生に色がついた
私は初めて心の中まで笑みで溢れた
たくさんの人に優しさを分けることができた
たくさんの人に愛をもって接することができた
私を幸せにしてくれたあなたたち
さあ、次はあなたたちの番
あなたたちの幸せを願ってる
いつもありがとう
昨日と今日の境目なんてなくて
ただひとつ違うのは
昨日の私はパステルカラー重なった集まり
今日の私は瓶覗き色
周りから見られる色が変わったの