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ハチミツ

びんの底にのこったジャムみたいに
あますぎるくらい愛してよ

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世界が平和に成る方法

「善」無くして「悪」は存在できない
「悪」無くして「善」は存在できない
どちらか一方が消滅すれば
残された一方も消滅する
「善」が消えれば「悪」が消え
「悪」が消えれば「善」も消える
此の世は相反する二つの性質によって成り立つ
陽は陰を排せない
陰は陽を排せない
存在意義を保つには
自分と逆の性質を持つ者を
受け入れなければならぬ
人間は獣とは違う
「善」と「悪」
そのどちらにもなる可能性を秘めている
だからこそ
広い心と
包み隠さぬ真実を教えなくてはならない
眼に映る映像を
耳に聞こえる音を
疑い
考え
自分だけの価値、考えを創造しろ
それができるように成れば
世界平和はすぐそこだ

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あのさ、

ここにいるみんなは変わらないでいてくれる?

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四月馬鹿なので

「ヒャッハー!公式嘘つきオッケーデー、エイプリルフールに乗じて何者ちゃん復活!」
「なんか面白そうなことになってたんで便乗してわちきちゃんも再登場!」
「わちきちゃんって再登場も何も公式で出てきてたっけ?」
「公式ってなんやねんな。わちきちゃんは掲示板の中のちっぽけな存在ですぞ?」
「奇遇だな。何者もだ」
「実はちょこちょこ一人称『わちき』としてたまーに出てきてた」
「ずりーなー。何者ちゃんなんてエイプリルフールにしか出てこれないってのに」
「やあやあお二方。何やら面白そうな話してるじゃあないか」
「「…げぇっ、ナニガシ!?」」
「…エイプリルフールは午前中だけらしいね」
「「…あっ(察)」」

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願い

見えないものに怯え
見えてるものさえ信じられず

閉じ込められた部屋で
ただ、青い鳥の運ぶ風に踊らされ

私は祈る
この脅威が消え去ることを

そして、
新しい春が訪れることを


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観覧車

沈んでゆく街並に
あなたもきっと感じてる
キスはまだ早いわと
焦らすように指を差せば
住み慣れた街の灯りが
哀しいくらい綺麗なの

壊れかけた愛を乗せて
錆びついた観覧車が廻る
私たち 此処で生まれ変わる
そして地上に降りた頃
新しい顔を見せて

落ちてきそうな星屑に
あなたもきっと感じてる
もうすぐ頂上ねと
云わなくても通じ合う
小さなこの箱の中は
2人だけの国だから

壊れかけた愛を乗せて
錆びついた観覧車が廻る
私たち 此処で生まれ変わる
そして地上に降りた頃
新しい顔を見せて

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返詩

「存在が嘘みたい」って
私があなたに零しては
あなたは共感してくれるけど
私にとってあなたは一番近い存在で
たくさんの人と繋いでくれます

これから先も
あなたと嬉しさを共有したいんです

いつでも襲撃待ってます

心より愛をこめて

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今は一人

君と少しの間一緒に旅をして
幸せとも悲しみとも呼べる時間を過ごした
でも出会いは別れの始まりで
今君は私の隣にいない
だから
私は君との思い出たちと代わりに歩くんだ
これからの道を
ずっと

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使えなくなった機械。
文字を打てなくて
最後のお別れができなかった。
気づいたら朝6時に目が覚めて
涙が頬を伝っていた。
”明日”にはもうここにいない。
そう思えなかった。
僕たちはこの関係のまま
何年経っただろうか。
いくつもの夜をここで過ごした。
こんな簡単にお別れなのかな。
僕たちの関係はこのまま変わることのない物なのだろうか。
“友達”になんてなれないよね。

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桜雨

雨に濡れた桜
ひらりひらり
1枚また1枚
ひらりひらり
アスファルトに落ちていく
あなたの声が聴こえない初めての4月
あなたは私の心の中にお引越ししてしまった
身の回りが落ち着いたら
また、一緒に鍵を探しに行こう
雨降る夜桜の木の下で待ち合わせして

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……………………………。

貴方が消えてく。
何もかも。
数も形も跡形もなく。
私はまたあのときに戻らなくてはいけないね。
いっきに闇の中へ落ちていく感触。
眠れない夜。
ほら元通り。
ありがとうもサヨナラも言えないまま。
私はほらまた元通り。
抜け殻になった私は闇の中へ。
私は今日も貴方の事を夢見て闇の中へ。 
あぁ
今日は雨が私の心を幻へと導いてくれるのね。

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陰と陽。

陽の民。心あたたか大胆な。
陰の民。心病んでる繊細だ。
陽の民。威風堂々。強き意志。
陰の民。狂瀾怒濤。歪んでる。

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まるでイヌワラシとネコマムシだな

陽の民。朝に起きて夜に寝る。
陰の民。夜に起きて朝に寝る
陽の民。陰を気にせずパーリーピーポー
陰の民。陽をネタにネットでパーリー

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ジャンパー

夜ばかり食べてる こずるい悪魔共が
君の布団の中に 潜り込んでくから
君は丸くなって それを無視しながら
静かに 静かに 泣いてる

俺は弾かれたように 走り出して
夜のカーテンを 引き裂くように
風をさえぎる 熱波のように
君んとこに行く。すぐに行く

夜にしか暴れない 小さな悪魔共は
タチが悪いから するりもぐりこんでいく
君は小さくなって 目を瞑りながら
声を殺して 泣いてる

俺はたまらず走り出して
湿っぽいラジオ 蹴飛ばして
バレないように 目を瞑って
君が悲しい夢を見ないように

君んとこに行く。いまいく。
君んとこに行く。すぐいく。
君んとこに行く。逃げだそう。
君とどっか行く。どこだっていいからすぐに

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ひくい

ぼやけた僕らは低画質の
昔のドラマみたいで
かっこつけてるのに僕らは
どこかふざけてて

悪くないけど 良くはない
良くはないけど

あんた、好きよ。 きっとずっと
あんな月夜じゃなきゃ、惚れはしなかった

くだけた僕らは低い感度で
無理やり反応させたくて
時にすれ違うさみしさは
どうしようもない雨に似てて

寒くはないけど そばにいて
理由はないけど

あんた、好きよ。 なんていって
3月 気温は低め、ぼくらの出会いに桜はない