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どちらかといえば幸せな人生

マイページに表示される自分の年齢が昨日より増えていて、それにわくわくできる程度には人生が楽しいです。

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たいようと月

君は私にとってのたいよう

眩しいくらい明るくて
蕩けそうなくらい暖かくて

私を照らしてくれる

私は君にとっての月でありたい

君のことを暖かな光で包み込んで
優しく見守っていて

君のおかげで光っていられる

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are you kidding me

ごめんねママ ごめんねパパ
でも僕をこうした内の何割かは君のせいだよね
さよなら さよなら
あの日死んでいたのが僕のほうだったらよかったね
永久に見えないあの水平線の向こう側まで
何の音もしないあの星の涯まで行くから
さよなら さよなら
ごめんね
産まれて来なければ良かったよね
もう煩わされなくていいからね







僕が一度でも産まれてきたいと言ったことがあったかな

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ラスト・デイト

もうこれ以上、優しくしないで…

映画日和だね
フィルムのような街
あなたと歩くほど
記憶だけが逆再生するの

最後だからって
黙り込むのはよくないよね
だけど気軽なジョークが
思いつかない

気まぐれじゃないと
信じていたから
小さなすれ違いも楽しかったわ
切ない ラスト・デイト

あなたと入った
裏通りにある古い喫茶店
ソーダ水 飲むのも
これが最後なのね

クラスでいちばんの
遊び人のあなたが
選んでくれた それだけでいいの
素敵な ラスト・デイト

別れ際にKISSなんてくれないでね…

そして最後に云わせて
WAKU WAKU して
SOWA SOWA した土曜日を
どうもありがとう。と

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文房具

ボールペンをカチカチ
気持ち、落ち着かないまま
ノートはさっきから真っ白
シャーペンは机の上に転がって
消しゴムは多分参考書の間
下敷きも見当たらない
どこかのノートに挟んだっきりだろうな

ボールペンをカチカチ
心の中でいろんな色が混ざり合って
黒に近い色と化す
教材は空欄
蛍光ペンそろそろインク切れるかも
消しゴムは下に落ちてた
この気持ち、どうすればいいの
人生に修正テープ引きたい
テープのりで真っ白な気持ちにしたい

ずっと、ボールペンをカチカチ
君のこと考えて
勉強のこと考えて
気付いたらずっとカチカチしてた
よし、決めた
今度こそは君と話そう

モヤモヤの気持ちもすっきりしたし、
勉強頑張ろうか
下敷き探そう
新しいシャーペン使おう

カチカチしてたボールペンを置いたら
少し大人になった気がした

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ずっとずっと

君のいる世界で暮らせたらって
何度思ったでしょうか

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どんな

どんな気持ちでいたら

どんなものを食べたら

どんな生き方をしたら

君みたいにいい詩が書けるの?

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先生へ

真っ白な紙に白い絵の具を塗るくらい

今の私に課題を出してもムダです


つまり、

課題が多すぎということです

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大切な人

ふと思う。
自分にとって一番大事な人は誰なのか
育ての親なのか、友達なのか、好きな人なのか。
その事が何かに影響することはないだろうけど
ただよく分からなかった

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トマト

「僕、トマト大好きなんだよねぇ」

なんて、君に言ったら

照れくさそうに僕を見つめてた。

君が、太陽に照らされたトマトに見えた。