高校は アオハル キラキラ楽しいと。
そう思っていたけれど
課題とテストの繰り返し
現実そんなに甘くない
ぜんぶぜんぶ
私が悪い?
私が君を知りたいと思ったのが
君といっぱい話したいなんて願ったのが
ぜんぶぜんぶ
間違いだったの?
僕の声であなたを傷つけるなら
僕は喉を引きちぎるよ
僕の腕であなたを守れるなら
僕は腕をあなたにあげるよ
僕の命であなたが生きられるなら
僕は命を捧げるよ
あなたがこころから笑っているなら
僕はそれだけで幸せだよ
これがラブソングなら
下り坂を二人乗りするところ
だけどそれはやめとこう
きっとポエムの世界とて
今やコンプラ違反
君にさ、もう少し
気のきいた言葉かけてあげられたら
今日は違っていたかな
クーラーのほとんど無いような音まで
ザーザーと耳障りだ
違うよ、それは雨の音だよ
違うよ、それは君の泣き声だよ
ささやく声がきこえる
つまりさ、こう言いたいんでしょ?
お前のせいだ!って
そうだね 好きなだけ恨めばいい
こんな愚かな選択をした僕を
そうだね 馬鹿ってもっと言ってよ
何も感じなくなって 君の痛みさえ分からなくって
激しく傷付けられないと また繰り返してしまうから
海の向こう側で君が見つめてる
なにもおいしい物もないのに
山の山頂あたりで君が見つめてる
景色は曇りなのに。
違うよ。
君をみてるんだよ
え、
だね。
きっかけばっか捜して街を彷徨って今日も日が暮れたね着るものばっかでかくなって親や友達の溜め息が真冬の夜風みたいで耳が痛いよ
娘
洋服が前より減ったのは
制服を着るようになったから。
母
娘のお下がりが増えたのは
大きくなってくれた証だから。
あの頃の純粋な心を取り戻したい
反抗なんかできなかった頃のあの時に
戻りたい
あの頃は
何にもしなくても幸せだったから
今は幸せになるために
いろんな努力が必要なんだもん
本当に戻れたらいいのにな。