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渇き

のどが渇いた
水を、誰か水を
苦しい
と言って目覚めた

心が渇いた
愛を、誰か愛を
淋しい
そう言って眠りにつく夜

今夜は辛い夜
もう寝る
迎える明日はきれいなものでありますように
自分で汚しませんように

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君のための唄。

いつのマニカ 
つのった想いが
からからに渇いて
皆の心に水を与える。
がらがら網戸の音を立てて
笑いながら
えがおをみせる。
また君の笑顔がみれるのね。
すなのように儚い君の
よこがおが
うそのように見えた。
にんまり笑う君が
  これからもここにいてくれたらなと想う。

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桜の花びらが舞って

声を掲げて、ギターにのせて

僕の唄が輝きだす。

それだけで何も要らなかった。


あの人と出逢うまでは。

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タイトル未定の週一連載始めます。
ゆる〜く行きます笑
お手柔らかに!

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しあわせ

次の誰かの幸せのために
見つけたこの四つ葉のクローバーは
ここに置いておこうなんて
優しい気持ちになったのはいつ以来だろう

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ふせん

扇風機の中心の
丸いプラスチックの部分に
黄色い付箋が一枚

なんだろうと思ったら
小学生の妹の字で
えのぐセット
だって。

なんだか
平和だなあ

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辛せ

テレビみて笑ってるし毎週月曜は楽しみだし可愛い子みつけて目で追ってるし今日も晩ご飯はおいしいし君って多分幸せなんだよ

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夏。

夏は空から襲ってくる
太陽光線は僕の背中を焼き切り
夕立が屋根を強かに打ちつけ
曇り空の夜にうなされる

夏は地面から襲ってくる
蒸されるような熱気に包まれて
逃げ水に置いていかれながら
またいつものようにいつもの道を歩く

だから今日は
今日くらいはこの部屋で
夏がいない場所で
君とゆっくり話をして
いつの間にかうたた寝して

なんて空想

夏は僕を喰らい尽くす
ひと夏の魔法だなんて言葉に魅了され
馬鹿みたいな夢を見て
何も変わらないまま
ただただ暑いだけの日々が
今年もまた過ぎていく

それでも輝いて見えるから
夏はやっぱり恨めしい