僕の目を見てありがとうと言う君違うんだ僕はあの日あの時あの場所でただ君を見ていただけの人間なんだ僕はその感謝を受けとる資格はないんだ
空の向こうには、平和な世界があるんだよ
そう教えてくれたあの人は、
今はどこをさまよっているのでしょうか
純白の雲から適度に覗く青空
手をかざしたら
空がどうにかなって日常を超越した何かがそこから降ってくるんじゃないかと期待した
今日も僕は隅っこで体育座り
ゴミ箱を漁る
そこに大事な何かがあった気がしたから
いつの日か捨てたどっかの誰が抱えていた眩しくてたまらなかったアレをまた拾おうとしている
いつだって道中は気持ちいいものなんだ
だって果てのない荒野を進んでいる気分になれるんだも
の
どうせいつまでも辿り着かないゴールのないニセモノの荒野なのだけど
荒れているのは道じゃなくて僕なんだろうさきっと
知ってる知ってて知らない振りをしてそれでも心の隅っこでは見透かしてる振りをする
自分で自分になんてどこまでも哀れじゃない
どれもこれも僕のユーフォリア
満たされるが為に僕は僕をボロボロに割いていく
僕はゴミに塗れて体育座り頭上には純白の雲と適度に雲の隙間から覗く青空
僕のユーフォリアは誰も不幸にならない
絶対
幸せにもなれないけど
幼稚園の頃から好きなの
ずっとずっと彼らだけを見てきた
小学校中学年になって
他のアーティストも素晴らしいって気づいた。
私の世界がぐんと広がった。
ちょうどその頃
彼らはヒットソングをたくさん出した
周りの人もみんな知ってる
バンド名を言っても
みんな薄い反応だったのに
急に話が通じるようになって
嬉しいのに、居心地が悪かった。
他のアーティストを見ていたから?
私への罰なの?
そう思うくらいに、変わった。
昔は幼すぎて、ライブなんて
行けるものだとすら思ってなかった
でも、去年彼らを好きになった友達が
その年にライブに行った。
私は
今年、初ライブ予定のツアーに当選。
↓
コロナで中止
世の中、うまくいかないもんだ。
ヒト「コロナ死ね!」
コロナウィルス「!?」
COVID-19「……俺のことではないな!」
コロナウィルス「( ;∀; )」
COVID-19「こっち見んなし」
コロナウィルス「( ;∀;)」
ヒト「ひぃっ!来るなコロナ!」
コロナウィルス「せめて新型とつけて……泣」
「あの頃はよかった」と指す
「あの頃」の自分は
「あの頃はよかった」と昔をうらやむ
どうせこれからもそんなことを口にするのだ
ならいっそ未来の自分が
「あの頃は本当によかった」と言える
そんな今を作っていくしかない
未来を考えることはいつでも出来るけど
今を生きることは今しかできない
当たり前だけど、そうでしょう?
べつに
花火じゃなくたって
その窓から見える月でいいから
べつに
海じゃなくたって
街のはずれの湖だって構わないから
君と見てたい
綺麗だねって
君の横顔を覗きたい
隣を見たときに君と目が合って
笑っちゃうみたいな
そんなこと、君と
同じ景色を見てみたいな