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はじまり

宇宙の始まりのほんの少し手前
そこには何も無かったという
従って 空っぽな僕たちには
宇宙をはじめるくらいのポテンシャルがある
その力だけを抱き締めて
想像して 創造して 騒動して
ただ生きて 生きて ひたすらに 生きて

あとはもう

好きな生き物になれ

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端っこ

君は世界を知っているか
誰も知らない
誰も見られないものだったはずだったのに
いつしか知った人がいた
そう
端っこ

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失恋

君は今、何処にいるの。
僕にはもう見えないところにいるみたいだから。
幸せになってほしいと思っていた頃の君は、
もう居なくなってしまったの。

あのころ毎晩電話で交わした言葉は一体何処に行ってしまったの。
僕に取って君は1人だったのに。
僕の代わりは、幾らでもいるんだ。

君の涙さえ拭えなかった僕が悪いんだろうけどさ、
だけどさ、やっぱり寂しいんだよ。

君が今あいつに向けてるような笑顔を作りたかった。
あの1年半の結果。

君の笑顔が見られるのは嬉しいけどね、
何故か涙が出てくるんだ。

なんでだろうね。
ごめんね、情けなくて。
諦めきれなくて、ごめんね。

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ぼやける

ぼやけた世界 そこはボクの世界
深夜3時の時報が鳴った そんなぼやけたボクの世界

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人生の通過点

~反抗期~

皆避けては通れない人生の通過点
自分は割と早い段階で通過した

いろいろがうるさく感じた
親の言うことが迷惑でしょうがなかった
母親には「クソババぁ」と言ったこともある

でも今思えば後悔してる
「なんでそんなこと言ったんだ」って
だって親はなんも悪くない
親は冤罪をかけられたようなものだ

通過した人はみんなわかるはず
反抗期は決して悪いものではない

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逃避

まぶたに花弁を重ねて、重ねて
君の瞳に灯る朝露に見惚れていました。

いつまでもゆめをみさせてよ
輪郭のないわたしでいさせてよ

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ただ。

ただ、君に会いたかっただけ。

ただ、君と話をしたかっただけ。

ただ、君に本当の事を伝えただけ。


そうしたら、君は苦笑いしてた。


どうして?

その答えに気づいた時には、
     水がの顔をつたっていた。

その日は、
ただ、雨音が響いてた。