あの人は私の事を肯定してくれる。
アイツらのことを否定してくれる。
だけど、アイツらのことも見捨てない。
“みんな”を見てる。
こんな感じなんだっけ?
私が欲しかった温もりはこんな感じなんだっけ?
こんなに冷めた愛情だったのかしら。
今ではもう思い出せないあの人の温もりが
あの人の声が
手の温もりが
私の胸を締め付ける。
くだらない事を言って笑わせてくれるあの人は
もうここにはいないのに
面影を探してしまう。
比べてしまう。
私の初めて知った温もりが
私の中から消えつつあるの。
心に灯したはずの炎が
どんどん消えていってしまう。
もう一度あのときに戻れたなら
私はもっともっとあの人の温もりに
もっともっと触れていたい。
どうかあの日あの時に戻って。
戻ってくれればいいのに。
雨にぬれて
わたしが模られる
雨はきらいだ
あまえさえいなければ
傷つかずにすんだのに
雨にぬれて
透明なわたしが模られる
あ、いたんだ
そんな人生だ
涙は嬉しいから、悲しいから、辛いから、怖いから、虚しいから出るものかもしれないけど感情を言語化できないから溢れ出る液体なのかなって思った。あくまで個人の感想だけど…。
目にかかる長い前髪
ノイズキャンセリングのイヤホン
何処にでもあるようなマスク
何も
見たくない 聞きたくない 言いたくない
誰にも会いたくない
独りでいたい
おはよう、と
おやすみ、と
毎日のそれだけで
幸せだなんて言わないで
もっと
もっと
話がしたい