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なんでもない音

音が聞こえる

キーボードを打つ音
ゆっくりな呼吸音
カエルの鳴く音
近所の犬の鳴く音
洗濯機の音

元気な時は人の心の音が聞こえる気がする
でも
寂しくて悲しいから、ヘッドフォンを耳元から外し、
元気な時のように人の心の音を聞こうとする
でも
私は悲しいのである
薄っぺらい紙みたいな感情ではないのだ
もちろん、感情も音がある
そう早く元気にはなれない
私は疲れているのかもしれない
お風呂に入って、寝よう
そうすれば、きっと、また元気になれる
結局、私はナゼ、寂しくて悲しいのであるか

寝てる時は、なんでもない音

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私が己であるために

私が一番大切にしているものは
いつかは消えてなくなってしまう

私が言うことは
はらはらと空に流されてしまうし
サラサラと水に溶けていく

書き留めたものも流してしまおう
自分だけのものだから

言いたいことは言って
好きなことをしよう

それが己であることだ

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このコロナ禍に夢物語を再書き込み

例えば全身
例えば洗濯物
そんななにかを洗うみたいに地球まるごと洗えたら
丸洗いして汚れをおとしてぴかぴかにできたら
そうして
今あるすべての種類の汚さが洗いおとされたら

どんなにかこの世界は澄みわたってみえるだろう

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夜道を歩く

私は一人しかいない家を抜け出した。外に出ると私の家の玄関の明かりと、ちらほらと見える街灯の明かりだけだ。この田舎には本当に何もない。あるというのなら、田んぼや畑、街灯、数少ない家。そんな感じ。
家には誰もいない。だから毎日気分転換に夜外を歩く。
この時期は寒い。でも私はこの習慣を忘れない。
音楽と月と星と虫と風の音。時々イヤホンを外して耳をすませる。道の真ん中にあぐらをかいて、目を閉じて。人がいないのだから車も来ない。
そうすれば聞こえてくる。
リンリンリンリン…。ミシミシミシミシ…。
自然の空気を吸う。無になる。ここには私しかいない。
そしてまた歩き出す。空を見上げ、時には鼻歌を歌ったり。
私は毎日、どこか道の先へ歩いていく。

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係決め

私は好きな先生がいる。
たとえ係決めという小さな事でも私はドキドキする
なぜか?
好きな先生が担当している係になるからだ。
なれるかな
なれるかな
なれるかな
少しの時間であっても
あなたといたいんだ・・・

これのいいとこ、悪いとこがあればレスで教えてください。参考にします

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夜明けを歩く

朝、まだ日が見えない頃。
私は一人で外に出た。両耳にはイヤホンをつけて大好きな音楽を聴きながら歩く。
近くの公園に来た時、日が見え始めた。ベンチに座ってマフラーに顔をうずめる。
周りには何もない。この時間だからでもあるけど、人はいない。
少し休んだあと、また歩き始めた。その時にはもうここは日に照らされ、鳥たちが心地良い感じに鳴いていた。
ポケットに手を突っ込みながら、誰もいない一本道を歩く。
私は毎日、どこかへ歩いていく。