蓋を舐めるひとりの夜
紅花みたいな猜疑心
既読を待つ
冷えたパスタとコントローラ
スプーンで捲れた乳白色
独り占め、独り惨め、知覚過敏
君がいたから僕がいる。
君がいるから僕は生きてる。
君と僕が描いた未来が
素晴らしい世界でありますように。
好きだよ
好きだよ
でも何も出来ない。
私は何も出来ない。
好きだよ
好きだよ
叶わないんだ
でも
好きだよ。
自分でもわからない
何をどうしたいのか
何でこうなったのか
ただ、とにかく今は
いちばんの心の支えである貴方に縋って居たいのです
なんとなく、真っ白なキャンパスを汚してみたくなった。
描きたいものも、吐き出したいものもないけど。
白いソレがなんとなく、許せなかっただけ。
思うままにインクを振り回しただけのキャンパスは、
きっと。
世界で唯一無二の自由で醜いアートでしょ?
どうか貴方が嘘がお上手で有ります様に
私が瞳をみつめてもわからない鈍感であります様に
いくら嘘がじょうずだって、
涙まで嘘で覆えません様に。
いつか貴方が泣いたとき、どれだけ離れていても心の支えで有れます様に。
掘り返して、掴んで、こぼれる。
必死に隙間を閉じながら泣いている。
わけも分からないまま、大事なのかも分からない。
けれど、掴みかけたソレがこぼれる様が、寂しかった
希望を掬うには人の手はちっちゃすぎたみたい。