名指している作品はひとつもない
それなのに、
私に宛てられているものだと
私はあまりに自意識過剰になってしまう
タイトルを見て
愛を伝えるにはあまりに時間が足りない
金曜日、日付変更線はすぐそこに迫っているのです
それでもせめて、私が見たよ、という印はつけておきたくて
苦し紛れのハートのスタンプ
年々思うのです、
生まれた日は、祝ってもらう日というよりも
ありがとうを伝える日なのではないかと
私に大きな愛をありがとう
たくさんの幸せをありがとう
ありきたりだけれど特別な大好きを、
伝わっていてほしいと願う7月30日の夜
ピーターパンは また ちょっぴり成長しました。
君が一言、呟くだけで
みんなが駆け寄って
街はお祭り騒ぎ
いつもの静寂がうそのように
そう、まるで、
まるで夏祭り
僕はそれを遠目に
格好つけたりなんかして
なんだか億劫になって
ベランダで花火を眺めていた
後でこっそり花を送るから
それまでは待っていてよ
3年前の秋
あなたのいる世界に飛び込んだ私は
あなたにたくさんの幸せを貰ってしまいました
騒がしかった私は今でもまだ騒がしいけれど
ちょっぴり成長できているのだと思います
あなたに妹だと言われたとき、嬉しかった
そんな私が、妹の私が
今度はお姉ちゃん、だなんて言われたりして
そのことがあなたに近づけたなんて思わせるのです
あなたに可愛いと言って貰えるから
私は可愛くなれるのです
あなたのことが、大好きです
何も躊躇うことなく大好きだと言えます
私があなたに貰った幸せの分
あなたに幸せが溢れるように願います
素直に言葉をつむげません。
だいすき、は他人のもののような気がして
ごめんなさい、は嘘みたいで
さようなら、はまた冗談になりそうで
そして、
大切な言葉を
大切なときのためにとっておきたくて
(何が大切か、なんて後悔がつきものだけれど)
でも、それでも、
私は言うの。
いつもありがとうございます、
そしておめでとうございます。
いつになれば戻りますか
この哀れな心情は
いつになれば戻りますか
心から笑えた僕は
いつになれば戻りますか
当たり前の過去は
ナスも豚バラもジューシー!
甘辛いタレが絡まる!
ご飯が進む!
とっても美味c!
僕が知ってる君の知らない君は
果たして本当に君だろうか
僕が知ってる つもりの 君の知らない君は
果たして君のような僕だったりしたり
僕の目が見た『君』を
君が見ることは決してない
けれども
だけども
君は一体誰だ
僕が見ている君は
今目の前にいる君は
缶コーヒー越しに笑う君は
帽子を深く被り直す君は
夕日の陰で頬を濡らす君は
汗だよ、と誰にともなくつぶやく君は
そのシャツの裾で風を捕まえた君は
そのジーンズを強く握りしめる君は
君の隣に僕を置き去りにして
お構い無しで俯いてしまう君は
君は今
一体どこにいるんだ
はるか遠くの大声のように
ここだよ、と細く鳴って
こぼれ落ちた
君の声だ、と気づいた時には
もう君はいなかった
あの日のばされた手のひらをきゅっと掴んであなたをお迎えしました。
私はのばされた手を捕まえただけ。
手をのばす勇気を出すことはすごいこと。
あなたの勇気で私には大切な人が増えました。
私の世界がまた きらきら きらきら と輝き始めたのです。
もう欠けては考えられないネバーランドの仲間はいつだって優しくて愛しい。
慣れない22の数字を掲げながらこの世界はまたちょっぴり先の未来を綴っていきます。
素敵な言葉に包まれたこの世界であなたと出会えたことに祝福を。
明日のおやつはまかろんにしようかしら。
「久しぶり!」
そう言うあなたの姿はすっかり変わっていた。
私を好きだよと言ってた時のハナミズキの香りはもうどこにもない。
なのに別れようと言ってた時のあの冷たい香りはどうして消えないの?
あなたは今どんな気持ちで私に笑いかけてるの?…
あなたは今どんな香りがしているの?…
もうしばらく私はどんな香りも楽しめない…
教えてよ…あなたのホントの香りを…
あなたの前では、あなたのことではもう二度と泣かないって決めたはずなのに!
…どうして…どうして…どうして!?
どうしてまだ私はあの頃のあなたを探してしまうの?
ちょっとすり足ですり減った靴底…
笑窪のできないあなたの笑い顔…
わざとらしく車道側を歩いてるところ…
変わらないところを見る度にあなたのキンセンカの香りが強くなる…前は嫌がってたあなたの仕草が愛しくて哀しくなる…
仕草って草に香りがあればそれだけでいいのに…
それがあなたのホントの香りだと信じてあげるから…
もう二度とあんな残酷な香りを私に与えないで…
空のない雲。
空のない星。
空のない月。
空のない太陽。
空はどこへ。
随分とことばを紡ぐのが下手になりました。
それでもあなたに伝えたくて
あなたがいるだけで
こんなにも世界が輝くなんておもわなかった。
笑い声と共に魔法の粉は螺旋状に周囲を飛び回り
ゆるりと空間を包み込む
あなたがいるから“いま”がすきです。
あなたが紡ぎだす世界がすきです。
君との思い出全部、
この腕の中に抱きしめて
気ままに歩こうか
君との思い出が一番綺麗に輝く
私達が出会った日まで歩こうか