私の望みとは裏腹に時間は等速で過ぎ去って、
今日と同じ明日が何も変わらない私を迎えに来る。
私の気持ちとは裏腹に私は「おとな」にされて、
腕を組むおとなたちは何も変わらない私を急かす。
どうも私の「居場所」は生来、ひとつの場所に留まれない運命のようで。
私の想いを無視して居るべき場所は変わってゆく。
ねえ。明日は晴れますか?
くル
シいコトヤ かなシ
イこ とガア ッテ ジ ぶンガ ぐ ラ グらシテ イルと キ アるヒ トノすがたヲ ミテあんしんデキタ
じぶ んがもどってきた
ぜんりょくで伝えてくれた「いつか会おう」
私も誰かにとってのそういう存在になれたなら
なれたなら…
ナツィはちらっと顔を上げる。
「…お前だって、ここから出たいから私を助けたりしたんでしょう?」
違うかしら?とグレートヒェンは首を傾げる。
ナツィは沈黙したままだ。
「…さぁどうする?」
手を取るのも取らないのも、全てお前の自由よ、とグレートヒェンは微笑んだ。
暫くの間、ナツィは考え込む様に床を見つめていたが、不意に顔を上げた。
そして躊躇いがちにグレートヒェンの手を取った。
「まぁ、ありがとうね」
そう言ってグレートヒェンはナツィの手をぐいと引っ張って立ち上がらせた。
「別に、必ずしも協力するとは限らないから」
ナツィは嫌そうにこぼす。
「まぁそんなのは分かってるわよ」
とりあえず応じてくれるだけでも嬉しいわ、とグレートヒェンはナツィの頭を撫でた。
「ちょっ」
気安く触るなとナツィは咄嗟にグレートヒェンの手を払う。
大人しくしていれば可愛いのに、とグレートヒェンは呟いた。
君の腕 君の目
君の暮らし 君の癖
夢みてんじゃないよ
夢みてんじゃないよ
全てがありふれてる贅沢
全てがあるという不幸
夢みてんじゃないよ
夢みてんじゃない
ねぇ君も 夢みてんじゃないよ
街角の雪の達磨に平和知る
この季節になるとあちこちに現れる雪だるまを見て、子供が安心して雪遊びできることと、それを壊すものや人が何もないことの幸せさを感じ、今一度平和に気づきました。
国語の先生に勧められ、今日から一日一句ずつ俳句か川柳を詠むことにしました!
まだまだ下手ですがどうか温かい目で見守ってください…
俳句も一応ポエム?だよね?
ねえ、一緒だよ…! ずっと
ねえ、離れないでよ…? 絶対
ねえ、隠れないで…! 君が居なきゃ
ねえ、僕は何になるの…? 君じゃなきゃ
もう、僕は…僕は… 要らないんだね