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強さ

メジャーのない距離感
思わず息を吐くような
切なさが喉を擽るような

吐き出せる無神経もなく
ただまだ飼い慣らすまで
ずっと追い求めていたのに
気持ちは変わりやしないのに
ひとつ口にしたもので
崩れるような感情に育てたのは
僕だよ

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タイトル募集します! 第四話

あれから数日たった。元の世界に戻りたい、誰かに会いたい、嫌と感じることなどもない。外も好きなわけではないから困り事もない。
レイノは傷の手当をしてくれる。あと、ちょくちょく髪をいじられたり目が合うと微笑んでくれる。きっと、いい人だ。

そんな事を考えていると、レイノと目があった。
また微笑んでくれるのかと思いきや、今日はやけにニコニコしていた。
私がきょとん、としていると

「リトの目、きれいな青だからアタシすごく好きなんだよねー。人間にしては珍しいし。」

そう言いながら私の隣に座ってきた。

「目、好きって言われるの初めて。」
「そうなの!?こんなにきれいなのに!?」
「うん。」

私の目が好きって、レイノは変わってるな。

「あとね、髪も好き。深い緑で、くせっ毛で。こんなきれいな緑初めて見たし、アタシはストレートだからくせっ毛触るの新鮮で楽しいんだよね。」

髪も好き、か。また、初めてのこと言われた。
それと私なんかよりレイノの真っ白でサラッサラのストレートの方がきれいだと思うな。

「あ、リトも髪長いんだからたくさんおしゃれしようよー。
、、、リト?大丈夫?」

一瞬、ぼぅっとしてた。

「大丈夫。ありがとう。私もたくさんおしゃれしたい。」
「うん!これからおしゃれしようね!」

こくこく、とレイノの言葉にたくさんうなずいて返した。

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卒業

辛いことを 苦しいことを
全部、無かったことにしようと
溢れだした涙で
全部、流してしまおうと
思っていたけど
やっぱり、難しいね