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魔女

好きな音楽聴いてたら
天使も悪魔も聞こえない
良いことも悪いことも
ごった煮でこそ日々の魔法
夜の帳纏って終電へ
丘へと落ちたほうき星
朝が来るまでに見つけたい

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ハブ ア ウィル ―異能力者たち― 12.ユニコーン ⑬

何しろ、異能力を持たないわたしに対して異能力を使うというのだ。
どう考えてもわたしの方が不利である。
「どうしようか…」
どうやって彼らを探し出そうか、とわたしは悩んでいた。
師郎は化けているだろうし、耀平はわたしの行動の軌跡を見てくるだろうし、ミツルはこちらの行動を読んでくるだろう。
あと他の3人はどうだか知らないが、上手い事隠れているに違いない。
とにかく、わたしにとってはかなり難しい状況になっているのだ。
「とにかく、いつまでもここに立っているワケにはいかないな」
わたしはそう言って歩き出した。
とりあえず、人が隠れられそうな物陰とかを重点的に探すしかない。
そう思いながら墓と墓の間を歩き回っていると、離れた所にある墓石の陰に何か見えた気がした。
「あれ?」
わたしは思わず呟く。

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一生の中の一夏

こんななんてことない夏の1日
君と見た青い空
君と歩いて見た花火
全てが君の毎日
君が一夏を作ってくれた