いいよね。そこまで言える程好きになれたんだから。
その胸の痛み。誇りに思いな。今はまだこの人しか居ないって思ってるかもしれないけどね。
人はまた出逢っちゃうもんだから。
足音が、こつんこつんと響く。
私は、
ずっとこの道が続けばいいのにと思う。
「初恋ってなんで叶わないんやろうな」
『叶う人だっているかもしれないじゃん
まさか自分が叶わなかったとかで
そうやって決めつけてるの?笑』
「…そう」
『え、、、?』
「昨日さ
僕の初恋、終わったんよ」
『そうなんや』
「どうしたん?
元気なくない?」
『いや?別に』
『なんで初恋って叶わないんだろう。』
「え?なんか言った?」
『全然!
ほら、電車来たし帰るね』
「今日大事な話あるとか言ってなかった?
話するから一緒に帰ってたんじゃ」
『…っ じゃっ!』
こつん、と電車の床に一人の足音が響いた。
誰に謝ればいいの?
もう何も分からない…
はっきりしてるのはただ1つ
私が全部悪いってことだけ
ねぇせめて
被害者を教えてよ
この罪悪感の居所をちょうだい
誰が私を許してくれるの?
誰が私を罰してくれるの?
私が私を罰するんじゃ意味ないんだよ
止めどない傷は更なる罪を産むだけだから
シークレット ビークワイエット
ヒミツは言ったらダメでしょう?
3つの秘密は不明なままで
夕焼け小焼け、日が暮れた
明日になったら わかるかもね
あの子の謎めいた笑みの意味が......
明けない夜を待ってみた
草木に乗る自然のにおいを
背に向けて
来るはずない返事をまだ
性懲りもなくただ待ち続けて
夜風に乗せ
いつだってそう 期待を超える
現実なんてどこにも…
昇らない朝日を望み
声高らかに吐き出そう
馬鹿みたい馬鹿みたい馬鹿みたいね
いつまでも子供扱いしないで
約束破り