こつ、と黒い影が建物の屋上に舞い降りる。
よく見るとそれは人の形をしているが、蝙蝠のような濡羽色の翼を生やしている。
ゴシックファッションに身を包んだ少年とも少女とも言えない”それ“は、人気のない屋上の柵の上に立っていた。
「あら」
ふと声が聞こえて、黒い人影はくる、と振り向く。
そこには薔薇の髪飾りを付けた少女が立っていた。
「悪魔かしら」
それとも別の怪物?と少女は笑いかける。
「…何の用だ」
黒い人物は冷たく答えた。
少女はふふふと笑う。
「別に何もないわ」
ただ話しかけてみただけよ、と少女は言った。
「…」
黒い人物は黙って少女を見つめる。
「貴方こそ、何の用かしら」
今度は少女が尋ねる。
僕は死んでも名前が残るくらい才能に溢れてるし、名前を残すために死ぬ覚悟も勇気もある。
けど君らはどうせ能力も勇気も中途半端だろうから、何となくみんなで励まし合いながら生きてて良いよ。
10月がもう終わりですね、月日が経つのは早く感じて来ていますね
もう10月が終わりということで1日1ポエム運動も終になります
1日1ポエム運動に協力をしてくださりありがとうございました
これからまとめを作っていきたいと思います、まとめができたらお知らせしますので是非見て言ってください、時間があればでいいので
これからもなにかイベントをやっていこうかと思うので、その時は是非ご参加よろしくお願いたします
さあ、パーティーを始めよう!
ご馳走は、砂糖づけの肉塊にパンプキンティー!
ゴーストも狼男も吸血鬼もミイラ男も、みんなみんなよっといで!
今宵は無礼講、好きに騒いで飲み食いしよう!
滅びのメロディーにのせてダンスを踊ろう!
夜遅くまで遊びあかそう!
明日は夜更かししないこと!
守らなかったら...ボクがキミを食べちゃうヨ?
...フフッ、冗談だヨ♪
それじゃあ、また来年会おうネ~!
幸せって人の数だけあって
みんな一緒じゃないけど
みんなが求めるのは結局"幸せ"だよね
生きてたら幸せになれるよって
保証されてるわけじゃないのにさ
でも
自分で自分を幸せにすることはできるから
自分を信じて自分の好きに生きたい
そして幸せになりたいね、いつか
「よお、俺様のお通りだ!」
なんてエラソーな口もきけなくなった今のご身分。
俺様は、せっせと畑を耕してる元・魔王になっちまったって訳だ。
魔王としてちやほやされてた頃に戻りてえな...。
ミロのヴィーナスは両腕を失うことで返って芸術としての完成度を得た。
不完全は時として完全よりも大きな跳躍を持つ
完成は完全とは違う
完成はゴールだけど完全は終末
みたいにね
不完全だから可能性を残せる。
あらゆる物語も主人公が最終回でも生き残ってるから
未来を見据えられる。
僕らとともに生きているって思える。
不完全だから愛される。
足りないものを補ってあげたくなるから
たくさんの人を魅了する。
未完成だから可能性を掴めない。
あらゆる物語も未完成では誰もが続きを求めるから
誰もその作品の未来を歩まない
その未来に主人公がいないかもしれないから。
未完成だから認められない。
足りないことが悪とされるから
たくさんの人が追い詰める。
この差は何?
足りないことになんの差があるの?
ゴールなんて…誰が決めるの?
「人はその一生を全うするまで何者でもない。終わって初めて人として完成する。それがたとえ不完全であったとしても」