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心に刺さった言葉(感動した言葉)

めっちゃ小さい頃泣いた言葉です。゚(゚´Д`゚)゚。
名前は書いてしまいましたが、何の仮面ライダーか、分かりますか?

晴人だって分かってるはず。
私はもう死んでる。一度失った命は取り戻せない…ううん、取り戻しちゃいけないの。
(晴人「でも…だけど俺は…」)
私は幸せだった。晴人が、輪島のおじさんが、凛子が、瞬平が、仁藤さんが…みんなが私を受け入れてくれて…。
(晴人「まだこれからだろ…これからも、俺たちと一緒に…」)ありがとう、晴人…。
(晴人「待て…待ってくれよコヨミ!」)
賢者の石をお願い…晴人が、最後の希望…

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ぱらぱらざあざあ

ぱらぱら、ぱらぱら、雨の音。
なんども、なんども、落ちてきて、
まどをやさしく、たたく音。
どこかかなしく、なでる音。

ざあざあ、ざあざあ、雨の音。
ずーっと、ずーっと、打ちつけて、
ひとりぼっちで、むせぶ音。
ひとりたのしく、おどる音。

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ユーラシア大陸縦横断旅31

モスクワを出てから一時間、サプサン号はトヴェリを通過した
そしたら、彼女が一言「さっき言ってたタシュケントの花って何なの?」と訊く
「少し悲しい歴史の話も入るんだけど,旧ソ連構成国だった中央アジアのウズベキスタンの首都、タシュケントには日本から贈られた花があるんだよ。」と軽く話し始めると、彼女が「もしかして,ナヴォイ劇場の建設で殉職した日本人のお墓に植えられている桜のこと?」と食いつく
「そうだよ。まぁ厳密に言えば、日本人墓地だけじゃなくて向こうの中央公園にも桜は植えられているそうだけどね。さっき調べてたんだけど、中央公園の桜、満開だけど所々葉桜があるね」と言って画像を見せる
「この白っぽい桜、滅多に見たことないなぁ」と彼女が一言
「どれ?これ?ソメイヨシノじゃん」「知ってるの?」「知ってるも何も、東京じゃ一般的なんだよ。江戸時代に今の東京で生まれた品種なんだよ。」なぜかロシアにいるのに東京談義が始まる
「東京って意外と歴史もあるし、何でも揃ってるんだね。地元の九州とは大違い」と彼女が自虐気味に笑う
そして,俺も自虐気味に笑って反論する「まあでも、俺からすれば福岡の方が魅力的さ。東京にはないものがあるから」「東京にないもの?海も城跡も山も島もあるでしょ?何がないの?」「君がいない」と真面目な表示に向き直ってそう告げる
「そんな表情されたら、私戦力外なのかと思っちゃうよ」と笑われる
「戦力外ってwプロテクトならまだしも、戦力外なら俺がされるのかと思ってた」と笑い返す
いつのまにかプロ野球の話になり、2人で談笑しているとあっという間にネオルネッサンス様式の駅に入線した
駅名標にはМосковскийと書いてある
貴族文化と芸術の花咲く北の港町、ペテルブルグに着いたのだ
街に出て,彼女に囁く
「これがネヴァ川につながる運河なんだけど、君ってこの水面に映る夕陽よりも綺麗だね」
その瞬間、彼女がはにかみながらも笑う「私の顔がレニングラードになっちゃった」
「俺はどれだけ大変な状況でも、千日経とうと何万日経とうと、一生添い遂げるだけさ」とこの街の歴史に絡めて一言返す
その瞬間、お互いに言った短いワンフレーズは潮風にかき消されて聞こえなくなった

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ユーラシア大陸縦横断旅30

定刻から1時間遅れの午後3時頃、俺たちを乗せたK3列車はは終点,モスクワ・ヤロスラフスキー駅に着いた
2人揃って子供のように目を輝かせている
それもそのはず
モスクワは帝政ロシアの前身、モスクワ大公国時代からのロシアの都であり、帝政時代に北の古都へ遷都された後も皇帝の戴冠式が行われた歴史の街だからだ
ロシア語を読める俺に対し、東京の夜景のように輝く彼女が建物の看板に書いてある文字を読んでくれとせがんでくる
そして,彼女が目的地を見つけてくれた
そこには,Ленинградский вокзалと書いてある
モスクワは列車の方面ごとに駅が分かれていて,その方面にある地域の名前が駅名になっているのだ
彼女が見つけたレニングラーツキー駅はその名の通りレニングラード、つまり古都ペテルブルグ方面へ行く列車の起点なのだ
俺たちはサプサン号でペテルブルグに行き、ペテルブルグで一泊して歴史を肌で感じ、その後寝台列車赤い矢号でモスクワへ戻り、さらにベラルースキー駅前のホテルで一泊して午前11時の寝台列車でベルリンを目指すことになっている
と言うのも、モスクワ〜ベルリン間は片道およそ2日の行程なのだが、俺たちが乗った北京発の列車だとモスクワに定刻に着いても乗り換えには間に合わないので、モスクワに帰ってきた便の折り返しに乗る必要があるからだ
今後の予定を話し合っていると、粉雪がモスクワ市街北東部にある3つのターミナル駅が集まる広場に舞い落ちる
「もう4月の中頃だと言うのに、まだ雪降ってる…故郷の福岡じゃ考えられない…」と彼女が呟く「俺の故郷、東京でも見たことないよ…でも、今頃タシュケントでは綺麗に花が咲いてるんだろうなぁ」と返す
サプサン号の発車時刻が迫っている
そして,3つのターミナル駅が集まる広場で1番北にあるレニングラーツキー駅から15:30発770番列車が一路、サンクトペテルブルク・モスコフスキー駅を目指して走り出す

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キンキョウホウコク

好きなあのバンドが最近
優しい曲を書くようになったんだ
ロックバンドじゃなくて良かった。

好きなあのシンガーが最近
優しい曲を書くようになったんだ
しあわせになったんだね。