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ハブ ア ウィル ―異能力者たち― 14.ヌリカベ ⑪

坂辺さんと遊びに行く約束をした週の日曜日。
わたしは寿々谷駅前で坂辺さんを待っていた。
本当は、日曜は”彼ら”に会いに行く事を考えていたが、坂辺さんが日曜日が良い、と言ったので今回は我慢だ。
まぁわたしがいなくても”彼ら”はそこまで気にしないから大丈夫なんだろうけど。
そんな事より坂辺さんだ。
寿々谷に来たばかりの坂辺さんは、無事に待ち合わせ場所に辿り着けるだろうか?
…と考えていると、バスロータリーの方から声が聞こえた。
「おーい、不見崎さーん」
見ると、白い帽子を被った坂辺さんがこちらに駆け寄って来た。
「あ、坂辺さん」
わたしは思わず声を上げる。
「待った?」
「そんなでもないよ」
他愛のない会話を交わしてから、わたしはこう切り出した。
「じゃあ、行こっか」
坂辺さんはうん、とうなずいた。

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好きな言葉

私はこの名言を見た時アニキらしいなと思いました。『50周年だから、もう充分ってことはない』と挑戦し続けるアニキにずっと憧れていました。
でもこの世から去ってしまったけど、みんなの心にはアニキがいるんだとずっと思っています。
そんな水木一郎アニキの名言です。
『まだどこかに違うものが待っていてくれるんじゃないかと、探しきれない旅をしているような感覚ですね。今も毎日、心ときめかせながら歌い続けています。』

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最近よく思い出します。

最近辛いことがあった時や悲しいことがあった時、この名言を思い出します。特に最近です。
あの人がいたからあいつは強くなって、誰からも信頼されるようになった男の恩人の言葉。
『似合う男になれ。』
それだけで名言になっちゃうから怖い。

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開き直り

止まり木に落ち着く足すら残ってないならよォ……


もう風に揺られて永劫宙を舞い続けるしか無えよなァ?

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命の価値

差別なんてなくそうよ
そう訴えても世界は大して何も変わらない
ただ、訴えてる人がいる。その話題性に目を向けて終わり、本題になんか誰も耳を貸しはしない。
それでも彼女は訴え続けたんだ、怪人に改造されてもなお…
『The value of Kaizin and human life is always that of the earth. There is no difference. How much it is worth? Not even one gram.』
(人間も怪人も命の重さは地球以上。1gだって命の重さに違いは無い)