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厄祓い荒正し:いんとろだくしょん

設定
・時代はちょっと前?
・災害や祟りで荒れ果てた土地の神社の神様と、巫女さんが、妖怪を祓いながら土地を建て直す話
だそうです。スペシャル・サンクス動く点Pさん。

現状存在を確認しているキャラクター
・巫女さん
とある廃神社に勤めている巫女さん。神社と土地の再興のため、日々頑張っている。自分一人残して死んだ神主さまにはちょっとキレてる。好きなものは神社と神様。嫌いなものはお酒と神様。

・神様
とても神様には見えない邪悪な外見をした異形の神様。巫女さんの勤めている廃神社の御祭神。ご利益は多分、治水か土木の関係。土地がまるっと逝ったせいで信仰パワーが殆ど枯れてすっかり弱体化してしまったが、「まだまだ木っ端の妖怪風情には負けん」とは本神の談。

・神主さま
とある廃神社が普通の神社だった頃に宮司をやっていた神主さま。妖怪の襲撃に対抗し、神社の建物が辛うじて残るくらいのボロ負けを喫し、致命傷を受けてしまった。生存者の中で一番力のあった巫女さんに神社を託し、そのまま安らかな表情で息を引き取った。

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絵描き

絵は言葉を持たずして雄弁だ
その色や形、奥行だけで
人に言葉以上のものを伝える

でも受け取るためには
絵を言語と捉えるだけの
多くの言葉、知識がなければならない

だから私は今日も絵を、詩を
描いていくんだ

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CHILDish Monstrum:或る離島の業務日誌 その⑤

「すみません、今年度から新しく、インバーダ対策課から派遣されてきた見沼というものですが……」
「あら、お役人さん」
「あのモンストルム……キュクロプス。随分と皆さんと親しいようですね」
「当然よ。あの子、クロちゃんは10年以上前からこの島の守り神なんだから。あの子のお陰で、私たちはあの化け物……インバーダ? から、身を守ることができるんだから」
相槌を打っていて、ふと違和感を覚えた。
「……『身を守る』? 『守ってもらう』、ではなくですか」
「あら、前のお爺さんから聞いてないの?」
「えっと……前任の浦和さんからは、『能力が能力だから、モンストルムは一人で十分なのだ』とだけ」
それを聞くと、島民は朗らかに笑った。
「それなら、あの子に実際に聞いてみなさいな。きっと身を以て分かるから」
「は、はあ」
キュクロプスの方に目をやると、島民との会話を終わらせたようで、またどこかに歩き出した。まるで私のことを完全に無視しているみたいだ。

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CHILDish Monstrum 参加作品の誕生秘話やコンセプトその他②

〈人造神話隊〉
『水底に眠る悪夢』を思いついた後に、「あ、クトゥルフの神話生物使いてえなー」って思って、最推しであるビヤーキーとその他適当にモブ生物使って適当に書いたやつ。

〈カミグライ・レジスタンス〉
人間のために生み出されたからと言って、別に自分の為だけに生きたって『僕は』何も文句無いよ?
自我と心があるんだから、矛盾にも見える何かがあるのも自然なことだし。
ところで話は変わるけど、「強さ」とは何ぞや。答えとなる要素は1つじゃないと思うんですが、バトル物じゃ常々デカい奴は噛ませにされがちですよね。悲しい。
Q,「グレイプニル」と「スレイプニル」って似てない?
A,そうだね。
Q,↑フェンリルがスレイプニルと一緒にいるの、何か示唆的じゃない?
A,スレイプニルはフェンリルに手綱握らせてる側なんだけどねぇ。でもフェンリル、責任が発生するとその分は全うしてくれるタイプだと思うね。

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月の魔術師【3】(の書き直し)

「っ…ニトぉ…?」
「ん…まあ大丈夫だと思うよ」
曖昧に返事をしてニトはため息をついた。ド田舎で人も来ない家なので、インターフォンはおろか覗き穴も作っていないのだ。

ニトがゆっくり扉を開けると、そこには長身で若干目つきの悪いポニーテールの女性がいた。
「す、すみません…怪我をしてしまいまして。土地感もないですし、救急車を呼ぶ程かは分からなくて、その」
彼女は気まずそうに視線をそらした。ニトは彼女の背後で威嚇している番犬(狼)…こと斑に目線で伏せを指示した。
「どこを怪我なさったんですか?」
「足…です。右足」
確かに、彼女の右足には、鋭いものでできたようなぱっくり割れた傷があった。
「このくらいなら、僕がどうにかしましょう。あがってください」
「あ、ありがとうございます!」
ニトが彼女を家にあげると、ロマがとことこ寄ってきた。
「おともだちか?」
「いや?怪我人だよ」
彼女はロマを見留めると、顔を輝かせた。
「ロマ様!」

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CHILDish Monstrum:CRALADOLE おまけ 2

「CHILDish Monstrum:CRALADOLE」のおまけ…というか設定集、その2です。

・デルピュネー DELPYNE
身長:162cm
特殊能力:バリアの展開
使用武器:盾(本編未登場)
一人称:私
とある都市“クララドル”に配備されているモンストルム。
心優しく世話焼き、ビーシーと仲良し。
先代のクララドル市のモンストルム部隊が壊滅した後に作られ、クララドル市のインバーダ対策課に所属することになった。
長髪で青緑色のパーカーを着ている。
怪物態は(本編未登場だが)下半身がヘビになった女巨人。

・ビーシー BIXI(贔屓)
身長:150cm
特殊能力:怪力
使用武器:ハンマー(本編未登場)
一人称:ビィ
とある都市“クララドル”に配備されているモンストルム。
気弱だが仲間思い、デルピュネーと仲良し。
先代のクララドル市のモンストルム部隊が壊滅した後に作られ、クララドル市のインバーダ対策課に所属することになった。
二つ結びで茶色のパーカーを着ている。
怪物態は巨大な亀。
あだ名は“ビィ”。

・羽岡 Haoka
身長:175cm
一人称:わたし
とある都市“クララドル”のインバーダ対策課の職員。
クララドル市に配備されているインバーダたちの世話や外出時の監視などが担当業務。
真面目で業務や上からの指示に忠実。
個性豊かなクララドル市のモンストルムたちに手を焼いている。

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CHILDish Monstrum:CRALADOLE おまけ 1

「CHILDish Monstrum:CRALADOLE」のおまけ…というか設定集です。

・ゲーリュオーン GERYON
身長:165cm
特殊能力:分身(本編未登場)
使用武器:槍
一人称:自分
とある都市“クララドル”に配備されているモンストルム。
クララドル市のインバーダ対策課のモンストルム部隊の隊長を務めている。
冷静で自らに与えられた仕事を淡々とこなすタイプ。
しかし怪物態になると苛烈な戦い方をする。
チームメイトとあまり深く関わらないようにしているが、これはかつての仲間を戦闘で失ったことによるもの。
自分以外の仲間のモンストルムが全滅した戦闘でショックのあまり暴走、街を破壊して回ったという過去を持ち、今でもそれがトラウマになっている。
長い茶髪を高い位置で結わいており、黄土色のパーカーを着ている。
怪物態は三つ首で有翼の巨人。

・ワイバーン WYVERN
身長:155cm
特殊能力:飛行
使用武器:拳銃(本編未登場)
一人称:あたい
とある都市“クララドル”に配備されているモンストルム。
明るくてテンションが高く、食べることが好き。
先代のクララドル市のモンストルム部隊が壊滅した後に作られ、クララドル市のインバーダ対策課に所属することになった。
短髪で(本編で書き忘れたが)赤いパーカーを着ている。
怪物態は赤い前脚のない赤い飛竜。

・イフリート Ifrit
身長:158cm
特殊能力:火炎放射
使用武器:長剣
一人称:おいら
とある都市“クララドル”に配備されているモンストルム。
お調子者で気が強め、あれこれ縛られるのが嫌い。
先代のクララドル市のモンストルム部隊が壊滅した後に作られ、クララドル市のインバーダ対策課に所属することになった。
金髪でオレンジ色のパーカーを着ている。
怪物態は燃える髪と瞳を持つ巨人。

長いので「おまけ 2」につづく。

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CHILDish Monstrum 参加作品の誕生秘話やコンセプトその他①

〈アウトロウ・レプタイルス〉
誕生秘話
大昔、何かにアウトプットするという発想も無かった時代、ナニガシさんが脳内に設定だけ考えていたキャラクターが、今回の企画にめちゃくちゃ合致していたので使ってあげようと思いまして。
Q,サラマンダーってレプタイル(爬虫類)じゃなくね?
A,細けえ事ァ良いんだよ。
Q,ラムちゃん不死身すぎない?
A,ちゃんと死ぬよ。外的要因で殺すのはちょっと難しいけど、魂や生命を直接抜き出せば死ぬんじゃない? 不死身なのは肉体だけだし。
Q,ククルカン(ケツァルコアトル)って神様じゃ……。
A,外見は翼のあるヘビさんだしセーフセーフ。

〈水底に眠る悪夢〉
誕生秘話
カナロアって神様がいるんですよ。ハワイの神様で、魔術が得意で、外見はタコさんなの。「タコ」「魔術」「神様」何かを思い出す特徴ですね。
そう、偉大なるクトゥルフですね。神様が条件的にセーフかは分からなかったんですが、クトゥルフはどうも、一神話生物がアホほど高齢になった結果神格扱いされるレベルになった個体という説があるらしいのです。じゃあカナロアもセーフやろ()ってことで。
そんな感じでできたお話です。
Q,何故カナロアが“ロード”?
A,龍王。ググれ。
Q,何故クトゥルーが“リトル”?
A,ク・リトル・リトル。