こんにちわ!!なにえもじです!初めてポエム掲示板に書き込みます!
辛い時って独りに感じるよね。自分以外のみんなが幸せそうで、悩みなんてなさそうに見えて。でもさ、みんな明るそうに幸せそうにしてても心のどこかに孤独感と寂しさを抱えながら生きてるから。あなたは独りじゃないよ。あなたはみんなに支えられて生きてるんだよ。そしてあなたの存在もみんなのことを支えてるし救ってるよ。1人はいいけど独りになるのは辛いよね。大丈夫だよ。僕がいるから。スクールオブロックはいつでもあなたを支えてるよ。いつでも救ってあげるよ。だからなんかあったらスクールオブロックに来て。あなたの声を聞けるだけで僕は幸せです。
日曜日、午前10時。『潜龍冬祭り』の開始時刻だ。
この祭りでは神社敷地内だけでは無く、その前を通る道路でも交通規制を行い、広範囲に渡って出店が並んだり、神輿を担いだ人々が練り歩いたり、神社敷地内では神楽が行われたりする。
自分の普段の祭りの楽しみ方を振り返ってみると、大体は出店で適当に食べ物を買い、14時に始まる神楽を見て、その後は何をするでも無く祭りの雰囲気を味わうためにうろつく、といった感じだったか。
今回も同じように動くとしようか。そう思いながら自宅を出る。
昔から霊感……いや、正確には『霊感』ではないんだったか、人外のモノが視える体質だったわけだけど、祭りの日は何故か『そういったモノ』が多く、特に上空などは絶対に見てはいけない状態になっているものだから、楽しい気分とは裏腹に目線は下がっていくという、何とも不思議なことになる。
今日もアスファルトに熱い視線を送りながらやや急ぎ足で歩いていると、前から同じく急ぎ足でこちらにやって来る人に気付かず正面衝突してしまい、しりもちをついてしまった。
「わぁごめんなさい! ……あれ?」
向こうの反応が不自然だったので顔を上げる。そこには見覚えのある少女の姿があった。彼女の肩に憑りついている怪異存在の姿も合わせてみれば、間違いなくあの子だ。
「たしか……犬神ちゃん?」
・ナハツェーラー Nachzehrer
年齢:秘密(数百年単位)
性別:なし
身長:156cm
体重:そんなに重くない
一人称:俺
通称:ナツィ、黒い蝶(二つ名)
登場作品:造物茶会シリーズ(第5弾までまとめてあるので気になる方は参照してみて)
「造物茶会シリーズ」の一応の主役にしてアイコン的存在。
面倒くさがりなツンデレだけど、その強さは折り紙つき。
その昔、高名な魔術師“ヴンダーリッヒ”によって生み出された人工精霊にして使い魔である。
容姿は黒髪黒目でだいぶ地味なようにも見えるが、なぜかゴスファッション(スカートは穿かない)ばかり着ているため目立つっちゃ目立つ。
あと足元は黒タイツに厚底のショートブーツないしメリージェーン(ストラップ付きパンプス)を合わせていることが多い。
露出が嫌いなので前述のように黒タイツを着るだけでなくいつも黒い革手袋をはめている。
髪は短めだがくせっ毛で跳ねている。
紅茶党で実は甘党、そんでもって嫌いなものは人間。
しかし前日譚「緋い魔女」「緋い魔女と黒い蝶」では主人であるグレートヒェンにデレてたりするのでものすごく人間が嫌いって訳でもないのかもしれない。
右手に仕込まれた術式によって蝶がかたどられた大鎌を生成したり、背中にコウモリのような黒い翼を生やして飛んだりできる。
魔術(物理)っぽい所はある。
普段は仲のいい(?)かすみやキヲン、ピスケス、露夏と共にかすみの主人が経営する喫茶店の2階の物置に溜まってお茶している。
キヲンにはめちゃくちゃ好かれているし、隠したがっているけどかすみのことは好き。
逆にピスケスや露夏のことが気に食わない。
マスターの言う通り、先に帰り、アリスの使っていた魔術について調べてみた。
どうやらアリスは、遠隔操作の魔術を生き物にかけて利用していたらしい。
本来遠くから伝言を伝えたり動かす為の魔術で、人形などが相場であり、生き物にかける事はない。
まあ、できなくはないのだが、魔術探知、魔術解除などをされるとかけられた生き物は死んでしまう。
更にその死体は呪詛化、所謂呪いの類を振り撒くことになる可能性が高い。
今回呪詛化しなかったのは幸運と言える。
「に、してもなぁ...」
アリスは結局何がしたかったのか。
そもそもなぜマスターを狙っているのか。
どんな人物かすらわからないからどうしようもないのは重々承知だ。
でもやはり、少し位痛い目に合わせてやりたい自分がいる。
兎に角、アリスについて調べてから...
.....
「ただいま〜...って、寝てるのか...お疲れ様。ま、アリスが手加減してたのかも...どちらにせよ、無事良かった。」
to be continue
・岩戸青葉(イワト・アオバ)
年齢:13 性別:女 身長:小学生料金でバスや電車に乗れるくらい
初出はエピソード6。名乗る機会が無かったので「少女」で押し通さざるを得なかった子。
人外のモノに好かれ、人外の異能の才を持つ女系一族“岩戸家”の当代末子。人外の才能や霊感は全く無く、かといって姉や両親、親族からそれを理由に邪険に扱われることも無く、むしろ能力など関係無いとばかりに深い愛情を受けて育ってきたが、その愛が逆に彼女の劣等感を刺激した。
「家業を継ぐ」という観点においては明確に劣っている自分がその愛情に足ると心の奥底で信じ切れず、それを受けるに相応しい人間になるべく、夜な夜な愛刀たる〈薫風〉を手に家を抜け出しては、怪異相手に武者修行を繰り広げている。
幼い頃には自分の無能ぶりに絶望し引きこもったこともあったが、現在は〈薫風〉と暴力性(殺意)、身体能力という希望があるため、かなり安定している。
ちなみに家族や親族に八つ当たったことは一度も無い。彼らが悪いわけでも無ければ、そもそも自分の能力の低さが理由なのにその能力がある人間に当たれるわけが無かったので。
〈薫風〉:岩戸家に伝わる日本刀。刃渡り約55㎝。全長約80㎝。各代で最も力の弱い子が怪異から身を護るために受け継ぐ。霊体にも干渉し、怪異存在に特にダメージを与えることができる。また、所有者であるというだけでその威光が弱い怪異を寄せ付けず、所有者の受ける霊障を吸収する。近代以降、実際にこれを武器として用いる継承者はいなかった。
「名前を聞いても?」
廊下を歩きながら、少年に尋ねた。
「あ? ……タマモノマエ。これで」
「偽名?」
「通り名といえ」
「リテラシーがつよい」
「そういうお前は何てンだよ」
「…………」
自分だけ本名を明かすというのも何だか癪だ。適当な名前を名乗ることにしよう。とはいっても、何と名乗ったものか……。
スマホを取り出し、検索エンジンで軽く調べ、スマホをまたポケットにしまう。
「フヴェズルング」
少年もといタマモノマエはスマホを取り出し、しばらく何かを調べて、またスマホをしまってこちらに向き直った。
「ロキか」
「うん」
「じゃあロキって呼ぶぞ」
「じゃあタマって呼ぶね」
「タマはやめろ猫っぽい」
「じゃあタマモで」
「なら良し」
再び歩き始める。……そういえば。
「なんでさっきはあの人殺しかけてたの?」
「あー……あれな。あの時は助かったよ、おかげで殺人を犯さずに済んだ」