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飛龍造物茶会 Act 13

「にしちゃ、今時人工精霊が街中で迷子になるなんてことあるか?」
「あるだろそれくらい」
「ちょっと怪しいな」
「怪しむなよ」
キャスとトゥイーディアは暫く押し問答を続ける。
キヲンはなんだか不安げな顔をした。
「…まさか、“学会”のスパイってことはないだろうな?」
キャスがキヲンの顔を見ながら言うので、トゥイーディアはそんな訳あるか!と言い返す。
「大体本当にスパイだったらもっとこう…うちらにバレないように行動するだろ!」
それにこの子は迷子なんだぞ⁈とトゥイーディアは続ける。
「スパイが自分のことをわざわざ迷子だって言ってうちらに近付くとかリスクあり過ぎだろ‼︎」
トゥイーディアはそう言い切るが、キャスはお前、本当にそうだったらどうすんだよと低い声で言う。
トゥイーディアは、は?と首を傾げる。

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キャッチコピー

昨日のぼくらに、キャッチコピーでも
つけてみようか やめとこうか

ビルの影からのぞく人ごみ
飛びこもうか 逃げ出そうか

昨日の君の可愛さに 無駄なセリフなど
いらなそうで 言ってしまいそうだった

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moment

すすきの映える

満月の夜

伸びた影に明かりが一つ。

(皆さん思い出の場所ってありますか?)