「⁈」
男はうめき声を上げてその場に倒れ込み、その上に背中に昆虫のような光の羽を生やしたジャンパースカート姿のコドモが着地した。
ジャンパースカート姿のコドモは、自分がやったことに驚き、あわわ…と男の上を慌てて降りる。
「…かすみ!」
露夏は思わず声をかける。
かすみと呼ばれたコドモはどどどどうしよう…と混乱している。
「この人、死んじゃったりしてないよね…?」
もし死んでたら…とかすみは青ざめるが、露夏はいや大丈夫大丈夫と男の顔を覗き込みつつ言う。
「ちゃんと息もしてるみたいだから」
安心しろかすみと露夏は言った。
それを聞いてかすみはよかった…と胸を撫で下ろした。
「とにかく、ナハツェーラーときーちゃんと合流するぞ」
露夏がそう言うと、かすみはうんと頷く。
しかしそんな2人に向かって、待って!と声が飛んできた。
露夏とかすみが声のする方を見ると、ボロ布のような外套を身に纏った人工精霊…トゥイーディアが立ち上がっていた。
犬は可愛い
ゴロゴロと可愛い
ハスキーはおバカと聞くけど本当かな?
チワワはご主人様の身を守ってくれるって本当かな?(。・_・。)ノ
宿題だるーい
人間関係めんどーい
とかぶつぶつ言いつつ
推しであるミセス先生の曲を聴きながら
今日も頑張ってます♪
受験生仲間の皆!
勉強もいいけど、卒業までの時間楽しもうぜ
ついこの前最後の運動会
カウントダウンは始まっているのだ〜!
数十メートル下ると巨大な空間に出た、その中心で何かが輝いていた。
「こりゃあ…こりゃあまさか…レヴェリアイトか…!?」
「やはり…ここか…!」
ほのかに青白く輝く巨大な結晶がそこにはあった。
「おそらく『原石』だ…これはすごい…」
魂何個分になるのだろうか
そんな言葉が出かかって、そういえば作戦中だったのを思い出して引っ込めた。
「さて…問題はどうやってコイツを運ぶか…」
「お困りかい?こんなのはどうだ」
そう言うとノアは結晶に向けて手をかざす、ノアのコアが一層光り輝いてそのうちに『原石』はちょっと大きめの岩サイズに縮小した。
「すごいな…どうやったんだ?」
「どうもレヴェリテルムをぶっ壊した時に、ちょっと中身がコアに入ちっまったらしいんだ。想像力は力なり、教本にもあんだろ?」
「ま…まぁいいや、ありがとう。ここもいつ落ちるかわからない、早く運ぼう」
言ってる意味は良くはわからないが、ともかく助かったことは事実だ
あとはこれをなんとかして私の船に運ぶだけだ