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黑翆造物邂逅 Act 11

「その代わり、自分のことは好きなように呼んでいいよ!」
カシミールじゃちょっと長いし、とカシミールはテーブルから身を乗り出す。
ナハツェーラーもといナツィは少し困惑したのち、じゃあ…とカシミールの方を見た。
「かすみ」
かすみがいい、とナツィはポツリと呟く。
カシミールは目をぱちくりさせた。
「べ、別にいいだろ」
お前が好きなように呼んでいいなんていうから、とナツィは部屋の窓の方を見る。
カシミールはうん、と嬉しそうに頷いた。
「…って、そういえば、その上着脱がないの?」
話がひと段落したところで、カシミールことかすみが不意に尋ねる。
ナツィはびくりとした。
「いや、建物の中にいるのに脱がないのかなーって」
かすみが何気なく笑うと、ナツィは思わず、そ、それは…と慌てる。
「別にいいだろ」
「そう?」
ナツィの言葉にかすみは首を傾げる。

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黑翆造物邂逅 Act 10

「…それにしても、言いにくそうな名前だね」
「え」
カシミールの思わぬ言葉に、ナハツェーラーはぴくりとする。
「あ、え、いや、なんかすごい名前だから…」
カシミールは慌てて釈明するが、ナハツェーラーは別にいいだろ…となんだか恥ずかしそうにした。
「俺だって望んでこういう名前になったつもりないんだし」
あんまり人間に呼ばれたくない、とナハツェーラーはぼそっと言う。
それを聞いたカシミールは、じゃあ、なんて呼ばれたい?と尋ねた。
「え…」
それは、別になんでもいいというか…とナハツェーラーは急にもじもじし始める。
それを見たカシミールは、じゃーあー、と笑う。
「ナツィ」
その言葉に、ナハツェーラーは動きを止める。
カシミールは続ける。
「名前が長いから、ナツィって呼ぶ」
カシミールのその一言に、ナハツェーラーは目を見開く。
「な、つぃ…」
「うん」
カシミールは頷いた。

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アネモネの花

あなたの心に咲かして

アネモネの花

幻でも良いから

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哀しいとき思う

痛みと共にあなたを忘れるなら痛みよ消えないで

傷口が癒えると共にあなたを忘れるくらいなら傷口よ癒えないで

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コンピューターメロディ

皆一緒のコンピューター

コンピューターからこんにちわ

コンピューターからのメロディ

この地の行く先どこに行く

ナビゲーターするは自分のだらしないお腹

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小さくて大きな

小さな子がお年寄りに優しく手を取っていた。

子供は小さな存在です

しかし、大きな愛の優しさを持っていた