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黑翆造物邂逅 Act 14

「…なんだろう?」
かすみがそう呟いて十字路に近づこうとすると、急に十字路の真ん中に銀色の大きな魚のようななにかが現れた。
「⁈」
目と鼻の先に現れたそれに驚いて、かすみはつい動けなくなってしまう。
宙に浮く魚のようななにかは鋭い歯の並んだ口をかすみに向かって大きく開いた。
だが、それが開いた口を閉じようとした瞬間、伏せろ!という声がかすみの背後から聞こえた。
かすみが思わず我に返ってその場にしゃがみ込むと、かすみの頭上スレスレを紫色の火球が飛んでいく。
そのまま火球はかすみの目の前の魚のようなそれにぶつかり、煙を上げた。
「…?」
かすみが恐る恐る顔を上げ、後方に目を向けると黒いゴスファッションで短く黒い癖毛に黒い目、逆十字の耳飾りのコドモが、黒い短剣を構えて立っていた。

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初めての本気の恋

あーあほんとに好きだったなあ、きみが。
なんで、あの子と付き合っちゃうかなあ
私のほうが好きだし、絶対好きだし
初めて本気で好きになったし初めてまともに失恋した
結構初めて多かったんだよ、きみ
初めて声をいいなと思ったし、その声が忘れられなかった
実は今もだよ
今でも大好きだし、無理矢理忘れたいからってあなたの写真とかぜーんぶ消した
けど無駄だね。あなたは最初から私のことなんて友達としか見てないし
全然忘れられないじゃん。どうしてくれんのばか
あの子があなたの彼女ってなんとなくわかってたけどいざ知ったときはなんかそうだよねって思った。
そういうの悔しいや。たぶん最後に私が言ったあの子となかよくねーとか泣かせたらゆるさんからっていうのも私の強がりだよ。
もう遅いね。ぜーんぶ私手遅れだ。
アタックすれば嫌われるなんて恐れなければ私もあなたと付き合えたかな。
はーもう好きだよ。たぶんこれ一生分の恋したかも
あの子に嫉妬しちゃうしあなたの彼女でもないのに彼女面しちゃう。なんなんだろ。
ほんとに好きだよ。大好き。ほんとに大好きなの。愛してる。
ごめんね、大好きだよ

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みそら

私の価値はどこにある、

嫌われてる気がする空にも

負けない

空に嫌われたらどうしようもなくなる

負けたくなかった

とにかく負けたくなかった。

意味のある人生って何、

負けてたまるか。

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居場所

安心できる お家へ帰ろう。

居場所は ひとつだけ

癒やしはno

lifeな毎日に感謝

(毎日暑いですね。この時間を有効に使って暑さ対策と健康に留意して。)